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週刊ブレラ 26
暗殺、弾圧、粛清

編集部

 気の休まらない日々が続いています。

 この原稿を書いている今も、編集部の外では、家庭連合を非難するやからが街宣車を乗り付けて大音量でヘイトの言葉を並べ立てています。

 暗殺、弾圧、粛清…。
 21世紀は、平和とは程遠い様相を呈しています。少なくとも最初の四半世紀が過ぎようとする現在においては…。

 統一原理、統一思想が示す、共生・共栄・共義主義の世界が本来在るべき社会の姿だとすれば、現在の世界の状況はあまりにもかけ離れたものになっています。

 なぜでしょうか。

 『原理講論』に答えを求めると、その原因は人間の無知にある、ということになります。故に、その解決のためには無知を完全に克服しなければならないということです。

 『原理講論』はこのように訴えています。

 「無知は死の影であり、また破滅の要素ともなるのである。無知からはいかなる情緒をも生じ得ない。また、無知と無情緒からはいかなる意志も生ずることはできないのである。…人間が、根本的に、神を離れては生きられないようにつくられているとすれば、神に対する無知は、人生をどれだけ悲惨な道に追いやることになるであろうか」

 「神に対する無知」

 私たちはこの無知からの解放を果たさなければなりません。

 闇の中から忍び寄る不安と恐怖の心に支配されぬよう、創造本性をよみがえらせてくれる一筋の光に照らされながら、真の愛の情緒にあふれた人生を生きたいのです。

 一握りのみ言、すなわち信仰から始まる再創造の道が暗殺と弾圧と粛清を終わらせることができると信じます。

 エペソ人への手紙の一節が勇気と励ましを与えてくれます。

 「主にあって、その偉大な力によって、強くなりなさい。悪魔の策略に対抗して立ちうるために、神の武具で身を固めなさい。わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。それだから、悪しき日にあたって、よく抵抗し、完全に勝ち抜いて、堅く立ちうるために、神の武具を身につけなさい。すなわち、立って真理の帯を腰にしめ、正義の胸当を胸につけ、平和の福音の備えを足にはき、その上に、信仰のたてを手に取りなさい。それをもって、悪しき者の放つ火の矢を消すことができるであろう。また、救(すくい)のかぶとをかぶり、御霊(みたま)の剣(つるぎ)、すなわち、神の言(ことば)を取りなさい。絶えず祈(いのり)と願いをし、どんな時でも御霊によって祈り、そのために目をさましてうむことがなく、すべての聖徒のために祈りつづけなさい」(第61018節)

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