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週刊ブレラ 25
受難

編集部

 「受難」という言葉は、一般的には文字どおり、「苦難・災難を受けること」の意味ですが、キリスト教の用語としては、イエス・キリストが十字架にかけられて受けた苦難を指すものです。
 その意味で、「受難」は復帰摂理の文脈の中で理解されるべき言葉といえます。

 振り返れば、復帰の道は受難の連続だったと見ることができます。
 しかし統一原理の教えを学んでみると、受難(=十字架の道)は必然ではありませんでした。人間の責任分担の問題であり、神とサタンの一線に置かれたアベルとカインの関係性によって左右されるものだったのです。

 真の父母様の歩まれた道もまた、受難の連続でした。
 では、真の父母の子女たる者の行くべき道、なすべきこととは何でしょうか。

 それは、復帰摂理歴史6000年の完成・完結・完了を懸けた迫害と受難の道を歩まれた真の父母様に学ぶしかありません。

 ブレラ(Blessed Life)の連載の一つに「ダンベリー精神」(全13回)があります。

 真のお父様、文鮮明(ムン・ソンミョン)師がダンベリー連邦刑務所収監(1984720日~1985820日)という苦難をどのように受け止め、どのように越えていかれたのか。文師が示した「ダンベリー精神」とはいかなるものだったのか。

 同連載は、文師自身が語られた内容と関係者の証言から「ダンベリー精神とは何か」をひもときます。

▲ダンベリーでの文鮮明師

 シリーズ「ダンベリー精神」が、それを見いだす一助となれば幸いです。

 今、子女たる私たちにできることは何か。

 切実な祈りと共に、復帰摂理を完了させ得る道が何かを模索しそのために行動することもまた、子女たる者の責任であり、孝情の道理なのだと感じます。


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