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週刊ブレラ 24
平和をつくり出す人
神の子と呼ばれる人

編集部

 「平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう」(マタイによる福音書 第59節)

 あまりにもよく知られているイエス・キリストの言葉です。

 今、「和平」「和睦」「和解」「和合」といった言葉が強調されています。
 そのことは、あまりにも世の中が平和ではないことを物語っているともいえます。

 なぜなら、平和が実現しているのであれば、和平も和睦も和解も和合もすでになされている状態なのですから、あえて言葉にする必要もないからです。

 イエスの言葉どおり、平和であるためには、平和をつくり出す人が現れなければなりません。神の子が増えるということがすなわち平和であること、平和が拡大していることの証しだからです。

 このことは宗教の使命と責任が何であるかを端的に表しています。

 文鮮明(ムン・ソンミョン)先生は、次のように述べています。

 「私が強調してきたことは、世界平和のための必須の条件が正に宗教間の和睦であるということでした。今まで、ある一つの宗教が神様を完全に代弁することは不可能だったので、宗教がもっている多様な見解は、必然的な産物です。しかし、私たちは、お一人の天の父母の子女であるがゆえに、私たちは一つの大家族の中の兄弟姉妹なのであり、したがって、宗教間の葛藤と憎しみは不必要なものです」(天一国経典『平和経』405ページ)

 改めて問いましょう。
 神の子たる者のすべきことは何でしょうか。
 平和をつくり出す人、すなわち和平に尽力する人であり、和睦する人であり、和解と和合の推進者となる人でなければならないということです。

 今、世界と社会は対立と分断の危機にさらされています。
 今ほど、宗教の使命、宗教者、すなわち信仰を持つ者の善き行いが示されなければならない時はありません。

 平和をつくり出す人々とは誰なのか。神の子と呼ばれる人々とは誰なのか。

 読者の皆さんはよくご存じですね。

 さあ、私たち祝福された者たち(真の父母のもとの兄弟姉妹)から、和して互いに助け合う、ピースメーカーとなってまいりましょう。


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