2025.08.30 22:00
文鮮明師の生涯 5
9月8日に迎える「文鮮明(ムン・ソンミョン)天地人真の父母天宙聖和」13周年を記念して、『グラフ新天地』2003年10月号に掲載された特集記事を、編集部が再編集してお届けします。
世界路程出発
米国の建国精神復興と国際共産主義との闘い
世界平和実現のための重要な役割を持つ国の一つが米国でした。米国は、神の名によって建てられた自由の大国であり、キリスト教を中心に、物心両面で人類救済の先頭に立つ使命を担っていたのです。しかし、米国民の間では個人主義がまん延し、精神的退廃が深刻化していました。さらに1970年代には、無神論に立脚する国際共産主義の脅威が世界に広がっていったのです。
文鮮明師は新しい真理を宣布し、米国のキリスト教精神の復興を図ることで、米国を立て直すために1971年に渡米し、1972年から74年末まで「希望の日」講演ツアーを68カ所で行いました。
またマディソン・スクエア・ガーデン(1974年9月)、ヤンキー・スタジアム(76年6月)、ワシントン・モニュメント(76年9月)の各大会を成功させ、米国の精神復興に尽力しました。
1975年のインドシナ半島の共産化で、アジアへの共産主義侵略の脅威が高まりました。同年6月、北朝鮮と対峙(たいじ)する韓国・ソウルで「救国世界大会」が開かれ、文師は信仰の国・韓国を守ることを宣言しました。
日本でも若者を中心にたくさんの人が、真理に触れて復興し集ってきました。また文師は世界平和実現のために重要な役割を担う国の一つとして、何度も日本を訪れて指導者と交流したり、教会員を直接指導したりしました。
※ワシントン大会
1976年9月18日、米国の建国200周年の記念行事の一環として、ワシントン・モニュメント前の広場で開催された大会で、30万人が集まりました。文師は、この席で「神様のみ旨と米国」という題で、「神様は、地上天国建設の旗手として米国を選択された」と語りました。
【関連情報】
「そうだったのか!人類一家族」でも、文鮮明師の生涯を動画で紹介しています。ぜひご覧ください。ご視聴はコチラから!
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次回は、「世界平和のための超宗教運動を展開」をお届けします。