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シリーズ聖歌

 世界平和統一家庭連合の「聖歌」を、第一部1番から順にご紹介してまいります。

 今回は、聖歌の第一部65番「朝の歌」をお届けします。

 1966年にできた聖歌で、作詞者は天野照枝先生です。

 ある修練会のスタッフに、目に見える風景の印象が音楽になって響いてくるという霊的な男性がいました。そして天野先生は、聖歌65番の原曲譜を見せてもらったのです。

 もとの曲は荘重そのもので、テンポもずっとゆっくりでした。太陽が厳かに、このメロディーで地平線から昇ってきたそうです。大きなオーケストラの響きだったようです。リズムがとても難しくて、歌いにくいものでした。

 そんなにゆっくりとしたテンポとは知らず、天野先生は譜だけを見ながら、この頃心を満たしていた出発と門出と成長への願いを、一気に作詞したのです。言葉が勢いづいて、われもわれもとひしめいて出てくるような感じだったといいます。しかし、「もっと荘重な歌詞でないと、私のイメージに合わない」とその男性に言われ、心を新たにして別の歌を作りましたが、原曲の歌いにくさなどからその曲は眠ったままになっているそうです。

 1976年の『聖歌』編纂(へんさん)の際、伊地知(いじち)元子さんが原曲に手を加えて、軽やかにして最初の作詞を生かし、「朝の歌」が誕生しました。

(参照:『聖歌のめぐみ』)

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