スマホで立ち読み 第40弾！
『韓鶴子総裁御言選集 5』5
天の摂理の終着点

スマホで立ち読み Vol.40
『韓鶴子総裁御言選集 5』5

天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合／編

　スマホで立ち読み第40弾、『韓鶴子総裁御言選集 5』を毎週月曜日（予定）にお届けします。

　シリーズの最終巻となる第5巻には、2018年のJapan TOP GUNで語られたみ言から、2022年の在韓日本宣教師会40周年記念特別集会で語られたみ言までの全39編が収録されています。

　第1巻の立ち読みはコチラから！

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2 人類の文明史から見た天の摂理の終着点

2018年7月1日（天一国6年天暦5月18日）
日本・埼玉

＊2018「神日本家庭連合」希望前進決意二万名大会で語られたみ言（ことば）

神様を正しく知り、み意にかなう人類になってこそ、平和世界が成される

　尊敬する内外の貴賓、各界の指導者、平和大使の皆様、そして宣教60周年を迎え、一堂に会した家庭連合の会員、祝福家庭の皆さん、お会いできてうれしいです。

　きょう、家庭連合は人生（歴史）において（還暦と同様の）60周年を迎えるようになります。そうなれば、終わるのではなく、新しく跳躍する出発点になるということを記憶してくださるようお願いします。

　今日、世界には多くの難問題が存在します。人間の力で解決するには限界に到達しました。私はきのう、日本に来て、東京で美しい空を見ました。私の記憶では、1970年代の東京は、公害がひどい都市として世界に知られていました。しかし、今日では、世界で最も公害の少ない都市に変貌しました。それは、皆さんがいたために可能だったのです。

　全世界的に起こっている、人間の無知によって生じた公害（の深刻さ）は、到底言葉にすることはできません。人類の未来はもちろん、地球の未来も保障できない結果を表しています。

　それでは、どうすべきでしょうか？ 全世界の人類が一つになり得る求心点を探し出さなければなりません。今日の世界において、一つの国がうまくいっていても、周辺の国々がそうでない状態のときは、結果的に全体が被害を受けることになります。

　今日、どのようにすれば、いつ、人類が指向している自由で平和な世界に出合うことができるでしょうか。

　これに対する答えは、ただ一つです。人間が中心ではありません。宇宙の主人であられる創造主、神様が主人です。その主人を正しく知って、その主人のみ意（こころ）にかなうように生きる人類となってこそ、平和世界が成されるのです。

　太初に、神様が天地万物を、御自身のかたちに似せて創造されました。植物界、動物界、そして人間の先祖となり得る男性と女性を創造されました。人間には成長期間という時間を下さいました。その期間内に、人間は美しく、立派に成長して、神様の祝福を受ける位置に進まなければなりません。しかし、途中で欲心が生じました。それにより、今日、神様とは関係のない堕落した人間になってしまったのです。

（続く）

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　次回は、「堕落した人類の血統を転換するため天が保護し、育ててこられた真の父母」をお届けします。