https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4323

【B-Life『祝福家庭』コーナー】
『祝福家庭』102号(2021年秋季号
夫婦で楽しく取り組む妊活 5
生める体づくり(後)

家庭カウンセラー 内田由喜

交感神経と副交感神経のバランス
 あなたは今、楽しいことがありますか? どのようなときに安心感を得ますか? 夫といるとき、幸せですか? あなたの気持ちがわくわくすること、穏やかになること、素直になれることが、妊活力を高めるために重要です。
 人の体は、意思とは関係なく働く「自律神経」によって調節されています。自律神経にはアクセル役の交感神経と、ブレーキ役の副交感神経があり、この2つのバランスがとても重要なのです。
 人間は緊張すると、意思とは無関係にドキドキして、心拍が速くなります。しかし家のソファーなどでリラックスしていると、心拍数は減少します。前者は交感神経、後者は副交感神経が優位に働いています。
 小さな幸せに気づけたとき、副交感神経が優位に立ちます。副交感神経優位の生活をキープすることが、妊娠に対してポジティブに働きやすいのです。

腸内環境を整える
 幸せな状態が妊娠にポジティブになるとはいえ、実際は80から90パーセントの女性が、メンタルにもネガティブな影響を及ぼすPMS(月経前症候群)を経験しています。この心の不調の原因の一つとして、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの不足が挙げられます。
 セロトニンの約9割が、腸で作られます。しかし、日本人女性の少なくとも4人に1人が腸の働きの停滞である便秘に悩み、女性のがん死亡率の第1位は大腸がんというのが現実です。ネガティブな気持ちは腸から来ていることを認識することが大切です。
 セロトニンには、前述した交感神経と副交感神経を調節する働きを活性化させる機能もあります。また、睡眠ホルモンとして知られているメラトニンの材料にもなります。実はこのメラトニンには、卵子の質を改善させるという報告があるのです。
 セロトニンの役割を理解したうえで、生める体づくりの一環として、腸内環境も整えていきましょう。

 私も20数年間、相談を受けながら、「不妊について思い詰めていましたが、今に感謝し、夫や友達に感謝していると、忘れた頃に妊娠しました」という報告をもらったことがありました。リラックスした「こころ」を保つことも、妊活力につながると思います。
 副交感神経を優位にし、妊娠しやすい体をつくるために、次の7つを心掛けましょう。

1.ストレスをためない
2.腸内環境を整える
3.十分な睡眠を取る
4.食物繊維をたっぷり取る
5.アルコール、カフェイン、喫煙は避ける
6.添加物に注意する
7.しっかり栄養を取る

 最後に、生める体づくりのために意識するとよい栄養と生活について、次の図にまとめておきます。ぜひ、参考にしてみてください。



画像をタップすると拡大してご覧になれます

---

 このような内容が盛りだくさんの『祝福家庭』を、是非一度手にとってみてください。

 『祝福家庭』では原稿や質問を募集しています。コチラのフォームからお寄せください。

 『祝福家庭』の購読はコチラから

 『祝福家庭』の定期購読をお申し込みの方はコチラから