2025.04.22 22:00
青年の希望 22
あの『文鮮明(ムン・ソンミョン)師御夫妻メッセージ集 青年の希望』が、30年の時を超えてBlessed Lifeに掲載されることになりました。
「膨大な文師の講話集の中から、特に日本の青年に対して希望を与えようと、日本語で語られたもの」が選ばれ、まとめられたみ言集です。
若い世代はもちろん、全世代にお読みいただきたい、読めば読むほど、元気が出てくるメッセージ集です。(一部、編集部が加筆・修正)
中心との一体化
何が、最も価値あるものでしょうか。最も価値あるものは、中心と似ているものです。ですから私たちは、中心者と似ようとするのです。東に伸びる枝と、西に伸びる枝は、二つの異なる正反対の方向性をもっています。
しかし、たとえ方向が正反対だったとしても、一つの幹と一つの中心線があるので、これらはみんな調和しているのです。
私たちは、あらゆる方向とあらゆる形のものをもっています。ですから、今神が必要なのは、一つの中心です。そうすれば、神は価値を判断することができます。神はその基準をつくろうとされているのです。
家庭でもそれは同じで、より大きなグループでも同じです。神は、他の者の価値を比較し判断することのできる、何らかの基準が必要なのです。
なぜ神が皆さんに「世界一完全な個人となれ、世界一完全な家庭と国家になれ」と要求するかといえば、皆さんが一つの幹、一つの中心線になるためなのです。
一たびその価値、基準が確立されたならば、神はそれとの比較において、諸々の価値を判断できます。
さて、これらのことから、私たちは現在の家庭に対する、新しい理想を得ることができました。それでは、家庭の理想は、どれくらい遠くまで拡大されるのでしょうか。(世界までです)。ならば私たちは、世界を代表する国の中心とならなければなりません。
それからその中心の周りに、異なるものが異なる方向に向かうことのできる基準を打ち立てなければなりません。天は、私たちを訓練して、この目的にかなう国の一員にしようと努力されていることを忘れてはなりません。
もう一度結論を繰り返しましょう。私たちは、いかなる歴史的偉業にも決して劣らない、私たちの完成を成し遂げなければなりません。私たちは、歴史上かつて現れたことのない男と女とになるのです。
私たちは、世界と人類がもちたいと思うような子供を生み育てます。これが、神のもとに理想の社会と、理想の世界を創造し、獲得することの目的です。
(続く)
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次回は、「最も大きな理想」をお届けします。