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【B-Life『祝福家庭』コーナー】
『祝福家庭』101号(2021年夏季号
「本性美」入門講座 2
パーソナル・カラーによる化粧術

ビューティー・アドバイザー 松橋陽子

 化粧品にはさまざまなカラーバリエーションがありますが、基本的には自分の肌の色に合ったものを中心に選んでいきます。そのため、前回紹介したパーソナル・カラー(P・C)の見分け方で、自分の肌の色を把握する必要があるのです。そのうえで、肌の色にマッチするカラーの化粧品を探します。

 メイクについては、6つに分けて説明します。

①ベースメイク

 少量のファンデーションを手の甲につけ、色が自分の肌色によくなじむかどうかを試してみます。良ければ次に、顔の上、中、下、左右(印)につけ、中指と薬指でのばします。シミやクマは、コンシーラーでカバーし、目立たないようにします。
 ファンデーションを塗った顔と、首の素肌の色の違いを見てください。違いが感じられず、うまくなじむ色のファンデーションが良いでしょう。
 イエベ・ブルベは、さらに春秋と夏冬に分けて判定していきます。

②眉(まゆ)メイク

 眉の描き方で、その人のイメージの70パーセントが決まるとも言われているため、注意が必要です。眉の描き方は、特に流行に左右されやすい部分でもあります。
 余分に伸びて眉毛から飛び出している毛は、眉バサミでカットします。
 眉を描くときは、どこからスタートさせ、どこで終了させるかが重要です。左右の眉頭(まゆがしら)の間隔が広いと幼い印象になり、狭いと大人っぽく見えます。
 基本的には眉頭からスタートし、そこから3分の2あたり、骨が当たる部分(眉山)を通過させます。終着点は、唇の端(口角)と目尻の延長線と眉が交差する場所になり、ここが眉尻になります。ここを越えてはいけません。
 眉毛を足すように描きますが、眉を描くためのペンシルは、鉛筆くらいの太さのものが使いやすいでしょう。日本人の眉毛は、ナチュラルブラウンの色が合うことが多いようです。眉用の「アイブロウブラシ」を使用して、ぼかします。

③立体感のメイク

 頬の上部と額、鼻の低いところに、白い色のハイライトをブラシで入れることで、立体感が生まれます。色はイエベ・ブルベ(その人の生まれ持った色のことで、前回紹介した方法で見分ける)共通です。

④アイメイク

 まつげの根元の部分を、アイラインでこするようにして着色します。次に目と眉の間に、アイシャドウで色を置いていきます。下から上に、濃い色から薄い色へと3段くらいに分けて入れます。仕上げに指先で横に広げます。アイシャドウの色はP・Cです。

⑤血色、つやのメイク

 頬骨とその下部分に太い筆を使ってチークを入れることで、自然な血色がプラスされます。小顔の人は横から入れ、丸顔の人は頬骨の中央のみに入れます。通常は、チークの中心を鼻先と耳の前を結んだ線の中央に置き、頬骨に沿い楕(だ)円形にのせます。
 P・Cでアイシャドウの色を先に決め、それと同系色のチークを選んでください。

⑥リップメイク

 口紅で唇の輪郭(リップライン)を描きます。上唇と下唇の中央から始め、続いて左右の口角から中央に向けて輪郭をなぞります。うまくできない場合は、リップブラシに口紅をつけ、輪郭を描きます。続いて、輪郭の中央を塗ります。色はP・Cです。

 この①から⑥についての基本を理解したうえで、化粧術のムック(mook、雑誌と書籍を合わせた性格を持つ刊行物)や雑誌などの内容を見て、自分の本性美を引き出してくれそうな色合いのものを入手し、試してください。
 また、メイクに入る前、すっぴんの状態と、メイク後の両方を写真に撮り、比較し研究してみるのも面白いでしょう。

 化粧は、時と場所、場合に応じた使い分けが必要になります。学校や職場などでは基本的な化粧術を用い、フォーマルな場ではより控え目に、行楽地では普段使わないような色に挑戦してみるなど、工夫を加えながら、自分らしい化粧になるように努力してほしいと思います。

 年齢を重ねると、どんな人でも肌が老化します。具体的には、肌が乾燥してシワやシミが増えていくのです。素肌の手入れ、すなわち「スキンケア」とは、「失われていく水と油を補う」という考え方が基本になっています。皮膚の細胞レベルで補い、素肌の潤い感を維持することが大切です。

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 このような内容が盛りだくさんの『祝福家庭』を、是非一度手にとってみてください。

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