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【B-Life『祝福家庭』コーナー】
『祝福家庭』102号(2021年秋季号
「神様と共に育む祝福家庭の子育て相談」

家庭教育局家庭教育部部長 蝶野知徳

 ほかの家庭の子供と比較して、わが子が劣っていると感じてしまいます。そういう考えが良くないとは分かっていますが、気持ちの切り替えが難しいです。

 親であれば誰でも、純粋に子供の成長を願っています。しかし、時にほかの家庭と比べてしまい、子供の劣る部分を見つけて、気分が落ち込むだけでなく、愛する力が出なくなることがあるかもしれません。もし、そうであるならば、少し“修正”が必要ですね。

 「比較」をし、足りないところを見てしまうということは、もしかすると「比較」によって愛する力を得ようとしているのかもしれません。
 しかし、子供の本性は「比較」されることを喜びません。親が子供のことを、ほかの子よりもよくできたときにだけ愛するのであればどうでしょうか? 子供は、親が「能力」や「実績」を愛していると感じるかもしれません。また、ほかの子と比べられて、「なぜできないの?」と言われたとすれば、「自分のことを思って言っていない」と感じるので、心が納得しにくいのです。子女を愛するときに、ほかの家庭の子女と比較する必要はありません。愛は相手が優れていようが劣っていようが、そのことで、出たり引っ込んだりしないものです。愛とは「誰とも比較しない」ときに伝わるのです。

 神様は、全人類の中のたった一人の祈りであったとしても、小さな価値だとは思われないのです。一人一人と、一対一で接してくださるお方です。“私”一人を「私の全てだ」と見ておられます。他人と比較して出てくる愛ではありません。私たちも神様の愛を実感したときの経験は、“一対一の愛”として感じたものではないでしょうか。

 なので、もしあなたが子女を見詰めるときに、ほかの家庭と比較してしまうのであれば、神様は「私はあなたをほかと比べられない愛で愛しているのに、なぜあなたは周りの家庭や夫婦、子供と比較して、私のあなたへの愛をはかろうとするのか?」と寂しく思われます。

 神様にとっては、何人の子女がいたとしても、その「ひとりが全て」なのです。それが愛の性質です。神様は、親になった私たちにも、その愛を相続してほしいと願われます。
 父母の愛が純粋であればあるほど、子供はそれをちゃんと受け取ります。そして、あなたのために、その子しか現せない唯一の愛を、あなたに返してくれるでしょう。

【ここがポイント】
 祝福家庭は、子育てを通して、“私”に注がれた神様の愛に出合うことができます。
 神様は、“私があなたを愛する愛でその子を愛してほしい”と願われているからです。
 子供は、純粋な愛で自分を愛してくれるのを、ただひたすらに待っているのです。

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 このような内容が盛りだくさんの『祝福家庭』を、是非一度手にとってみてください。

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