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アングル~情報戦に勝て。133
色眼鏡を外して、正しい論点から始めよう

 情報は山ほどあるが、世の中、社会の動きを、われわれはどれくらい正確に理解し、正しく把握しているだろうか。

 視点、観点が違えば、見え方は変わってくる。そうなると、おのずと論点もずれてくる。そもそも前提が間違っていれば、その行く先は180度違ってくるかもしれない。

 現在の「日本」の論点はどうなのだろう。
 正しい論点が得られていないとすれば、日本の行く先は心もとない。国家の行く先を先導する政府の論点はどうか、司法の論点はどうか、議会の論点はどうか、マスコミの論点はどうか、そして国民一人一人の論点はどうか、である。

 さて、今回紹介するのは、世界日報(213日付)メディアウォッチ「盛山文科相と旧統一教会の『政策協定』報道で朝日の尻馬に乗せられる産経」と、同紙(215日付)社説「盛山氏辞任追及 問題は教団の選挙協力より嘘」の見出し記事。

 社説はこう結んでいる。
 「盛山氏が文科相を辞任しないのは、ある意味で当然のことであり、教団の選挙応援に違法性はない。むしろ選挙協力が『ない』という嘘こそ、不快な教団を差別する色眼鏡と言えよう」

 まずは世の中にはびこる「色眼鏡」、差別、偏見、偏向報道をやめるところから始めなければ、正しい論点は見つからない。

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メディアウォッチ
盛山文科相と旧統一教会の「政策協定」報道で朝日の尻馬に乗せられる産経

社説
盛山氏辞任追及 問題は教団の選挙協力より嘘

(則)