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真のお母様の人生 12

お父様、子女様、統一家食口のために歩んでこられたお母様の人生

(『TODAY'S WORLD JAPAN』2014年1月号「証し お父様、子女様、統一家食口のために歩んでこられたお母様の人生〈後編〉」より)

 『TODAY'S WORLD JAPAN(トゥデイズ・ワールド ジャパン)』に掲載された、鄭元周(チョン・ウォンヂュ)総裁秘書室長の証しを毎週月曜日配信(予定)でお届けします。

 真のお父様と最終一体をなし、天宙の母として立たれた真のお母様とはいかなるおかたであるのか。真のお父様が霊界から「あなたは神様が摂理のために私に下さった最愛の妻であったばかりでなく、最も誠実で身近な弟子だった」と語られた、そんなお母様のお姿の一端に触れることのできる証しです。
 この証しは2003年、真のお母様の還暦を祝って韓国で刊行された「韓鶴子(ハン・ハㇰチャ)総裁還暦記念文集」の第2巻に掲載されたものを翻訳し、整理したものです。(編集部)

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世界巡回
10年で100か国、600回以上の講演をし、参加者を魅了されたお母様

 指導者を前にしたお母様の講演は、実質的には19925月に韓国21か都市で行われた世界平和女性連合の大会が始まりです。このときお母様は、「理想世界の主役となる女性」と題して講演されました。

 以来、約10年の間に、講演は百数か国にわたって行われ、600回以上を数えます。大学や国会、国連のような場所での小規模の講演会もありましたが、東京ドーム、蚕室(チャㇺシㇽ)総合運動場(ソウル)のように、5万人を超える大きな場所でも幾度も講演をなさいました。

 講演会を最も多くされた年は1993年で、153回に上りました。その実績は、世界のどの指導者も真似できないほどのものですが、講演前にはこちらにも緊張感が伝わってくるほど精誠を尽くし、苦労されるお母様でもあられます。強行軍の日程の中、喉が嗄(か)れ、強い照明で視力を低下させながらも、肉身の犠牲もいとわず精誠を尽くされるお母様には、ただ頭が下がるばかりでした。

 アフリカに行かれるときには毎回、マラリアの予防薬を服用されるのですが、一度、服用の処方に誤りがあり、1週間に1粒ずつのところを、1日に1粒ずつ、3日続けて服用されたことがありました。その結果、副作用でマラリアを患われることになってしまったのです。言葉で表現できない苦痛を味わわれたお母様でしたが、治療もできないまま、毎日、国境を越えてみ言をお伝えになったのです。

 お母様のご講演の参加者の中に深い感銘とともに残るのは、お母様の天性の美しいお姿とお声であり、そこに多くの指導者が魅了されるのです。

 お母様は本当にお父様と一心一体であられると感じます。常に陰で静かにお父様をお支えしてこられたお母様が、5万人もの聴衆を前にしてとてつもないみ言を宣布しながら、その人々の心を完全に掌握されるのです。

(続く)

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 次回は、「真のご家庭に夫婦で侍る特恵に心から感謝をささげます」をお届けします。

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