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心情開拓
心霊を育てる生活原則(105)

 原理を生活化するために、李耀翰(イ・ヨハン)先生(1916~2019)が信仰のイロハを日本人の心情を分析しながら説かれた講話集、「心情開拓~心霊を育てる生活原則」を毎週金曜日配信(予定)でお届けします。
 家庭連合の教会員の皆さまはもちろん、世代を超えて多くのかたに読んでいただきたい書籍です。

李耀翰・著

(光言社・刊『心情開拓~心霊を育てる生活原則』より)

5 牧会で兄弟を育てる
(1973年10月4日)

▲李耀翰先生

病気になる人

 それからもう一つの問題として、血統の問題です。しばしば我知らず問題が起きるのは、血統の中にそれが潜在していて、それが清算されなければならないからです。

 それからもう一つ、先祖の問題があります。統一教会に入ってくる兄弟に、先祖が復活してくっついてきます。80人、120人、約40代前までの人たちから最近霊界に行った人まで、集まってくるのです。それが他人に現れて、この人と対面させたり、また戦争で亡くなった父親を呼んだりして、直接現すのです。

 霊能者は、先祖がくっついているから重いでしょうといって、解放してくれるのです。

 だから自分は自分と思わないで、歴史的に責任をもった自分と思って、何かショックなことが起こった場合は先生をつかんで、本当にしっかりつかまっていると、霊界が自然と解放されるようになるのです。霊界は、皆さんに安定させてもらいたくてついているのです。

 くっついてくる理由は、皆さんが教会に入る前より入ったあとに霊的に高くなったためです。そのため、その霊人たちが一段階上がりたいために、後孫のあとについて回るのです。その後孫が、その心霊の基準を達成しない場合は、病気になってしまうのです。しかし、み旨を本当に喜んでやれば、絶対に病気にならないのです。み旨を愛すれば、絶対に体は弱くならないのです。

 理由なしに病気になる人は、その人についている先祖たちが多過ぎるのです。何十人もいて、重荷となっているのです。それらの霊人から褒められるくらいに、み旨に邁進(まいしん)すれば、自分たちも笑いながら行けるのですが、その反面、霊界から褒められない場合は、祖先が十字架になり、病気になるのです。なぜ病気になるかといえば、この人よりも霊の高い人に祈祷してもらいたいからなのです。霊の高い人に祈祷してもらうと、その人のおかげで、先祖は安定するのです。先祖はいつも、皆さんにもっとみ旨のために情熱をもって励んでもらいたいと思って、ついて回るのです。そういう時は、天の前にもっと信仰を確立して、忠誠を尽くして、その霊の影響を受けずに、皆さんは、もっとみ旨に前進してください。

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 次回は、「心霊の安定した者になるために」をお届けします。


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