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文鮮明師自叙伝に学ぶ~心の書写 8
神様の三つの教え

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第3弾、『文鮮明師自叙伝に学ぶ~心の書写』を毎週木曜日配信(予定)でお届けしています。なお、この記事に記載されている「自叙伝『平和を愛する世界人として』」のページ数は創芸社出版のものです。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『心の書写~文鮮明師自叙伝に学ぶ~』より)

【第二章】私を憎む者までも、ひたむきに愛そう

神様の三つの教え

 神様の三つの教えに従いましょう。それだけが、悪魔の働きを分別して、幸福への道を開きます。

 第一の教えは、「人間は信じるに値するものである」です。

 人間の根底には、輝く神性が潜んでいて、必ず蘇(よみがえ)る。何度だまされても信じ続ければ、必ず美しい本性が現れてくる。決して諦めてはいけない。「栄光の王冠」の一節にあるように、「だまされても、信じ」続ければ、必ず信じた者も懐に帰ってくる。そして、あなたと同じように人を信じる者となるだろう。あなたは今、裏切る相手に左右され、自分の疑う心を治めて、信じる心を強固にしなさい。すべては自分の心にある。人間は最後まで信じてくれた者に、心をゆだねるようになっているのだ。

 第二の教えは、「人間は愛するに値するものである」です。

 人間はどんなに醜い性格をして、傲慢不遜で、どうしようもない心の持ち主でも、愛する価値を持っている。素晴らしく、美しい存在なのだ。愛すれば必ず、愛に応えるようになる。愛して裏切られても、それでも愛し続けよう。そうすれば、本性が蘇るのだ。あなたが正しい道を歩んでいるのに、その人があなたを憎むとしても、「ひたむきに愛そう」。

 第三の教えは、「人間はどんな悪根性でも、必ず善(よ)くなる」です。つまり、人間は誰でも善く変わる、ということなのです。罪悪を犯した極悪人やヤクザでも必ず、善人に変わるのです。なぜなら、罪悪に生きる人の心は、本来の心ではなく、家族関係や社会のひずみの中で培われた、心の皮相にすぎないからです。愛で磨き上げれば、目を見張るような美しい心が現れるのです。

 そのように、人を信じて愛していったとき、あなたも真の愛の「栄光の王冠」を授けられるのです。(続く)

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 次回は、第三章の「神様を愛する」をお届けします。


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