心霊を育てる生活原則 100
教会長は牧会で育てる

心情開拓
心霊を育てる生活原則（100）

　原理を生活化するために、李耀翰（イ・ヨハン）先生（1916～2019）が信仰のイロハを日本人の心情を分析しながら説かれた講話集、「心情開拓～心霊を育てる生活原則」を毎週金曜日配信（予定）でお届けします。
　家庭連合の教会員の皆さまはもちろん、世代を超えて多くのかたに読んでいただきたい書籍です。

李耀翰・著

5 牧会で兄弟を育てる
（1973年10月4日）

教会長は牧会で育てる

　教会の牧会者について少しお話ししましょう。

　牧会とは、兄弟の霊人体を育てる使命をもちながら、兄弟の指導をするということです。

　私たちは、霊界と共に存在しています。責任者は教会で兄弟を指導しながら、霊的にプラスさせていかなければなりません。つまり霊的に協助するのです。先生は、全世界に霊界から協助し、霊的基準の高い人には、「何々をやれ！」と、直接霊的に主管しています。

　例えば、韓国の霊能者は、アメリカにおられる先生と、毎晩相談しています。自分の仕事の報告をするのです。霊人体同士が会って、まず報告し、それから先生の話を聞いて毎日の仕事をするのです。そういう人は、相当霊的基準の高い人です。

　私たちの教会にそういう人がいて、毎日報告しています。私たちは、手紙を書いたりして先生に報告します。しかしその人は、全国巡回師なのに、先生が韓国に帰られた時にも、一つも報告しないのです。そこで聞いてみると、「自分は毎晩報告する。すると先生は、毎晩聞いてくださる。先生ももう分かっておられる」と言うのです。

　直接には一度も先生に会っていない霊能者（婦人）も、先生の写真を見せると、「いつもこの人から私は直接指導を受けて、仕事を引き受けています」と答えるのです。

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　次回は、「霊的な牧会」をお届けします。