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アングル~情報戦に勝て。71
国家と宗教

 「旧統一教会問題」を巡り、家庭連合に対する解散権が行使されるかどうかは、一宗教団体の問題にとどまる話ではない。
 「信教の自由」という次元をも超えた、「国家と宗教」という歴史的な主題を議論せずに進めてはならない案件だ。

 今回紹介するのは、世界日報202344日付「宗教と政治」欄の「解散と『被害』救済は別問題 旧統一教会と信仰の自由」の見出し記事。

 「旧統一教会に対し解散権が行使されるかどうか。私はできないだろうと思う」

 世界日報の同欄のインタビューに応じた元武蔵野女子大学(現武蔵野大学)教授の杉原誠四郎氏はこう語った。

 以下のようなコメントも述べている。

 「もうしばらく年月が経過すると世間の目が覚めてきて、旧統一教会を不公平にいじめたという反省が出てくるだろう」

 宗教の問題が騒ぎになっているようだが、実は国家の問題があらわになっているというのが今回の一連の騒動の真相ではないだろうか。

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(則)