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うまくいく夫婦仲の法則 6

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「うまくいく夫婦仲の法則」を毎週木曜日配信(予定)でお届けします。
 目指すは「夫婦仲良し、円満一家、どんな嵐もどんとこい」! 輝く夫婦、幸せな家庭を築くための秘訣(ひけつ)をご紹介します。

松本 雄司・著

(光言社・刊『二人で学ぶ うまくいく夫婦仲の法則』〈200251日初版発行〉より)

第一章 家族についてもう一度考え直そう

7 家庭とはどんなところであるべきか

 理想の家庭は妻がつくるだけではありません。「夫婦で創り出す」のです。では、家庭とは本来どんなところだろうか、どういう状態が理想的な家庭なのだろうかということを、素朴な観点から考えてみたいと思います。

1、安らぎの場
 家庭に必要な第一の要素は「安らぎ」でしょう。家庭は夫婦の愛の王宮であり、子供たちの養育の場でもあります。

 まず家族を食べさせてあげ、休ませてあげ、傷ついた心を癒し、あるいは慰め、新しい力を与えるところです。そして、子供たちの心と体を健やかに成長させるところです。

2、家族にとっての「ふるさと」
 また、家庭は家族一人一人にとって1番帰りたいと思うところでなければなりません。もし今、自分の家族の中で誰か一人でも、家に帰りたくないと思う人がいたとしたら、それはちょっと考えなければなりません。家庭の中に何か問題があるのです。そういう意味で、家庭というのは家族にとっては「心のふるさと」だと言うことができます。

 では、「ふるさと」というのはどんなところかというと、自分の生まれたところ、育ったところですが、何よりも自分を愛してくれる父母のいるところが「ふるさと」だと言うことができます。そういう意味で、家庭というのは「家族にとって故郷」です。

 夫にとっては妻が待っているところ。

 妻にとっては夫が帰ってくるところ。

 子供たちにとってはお父さんお母さんが待っていてくれるところ。

 そういうところが理想的な家庭になると思います。

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 次回は、「孤独が誘う『出会い系サイト』の危険さ」をお届けします。


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