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うまくいく夫婦仲の法則 7

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「うまくいく夫婦仲の法則」を毎週木曜日配信(予定)でお届けします。
 目指すは「夫婦仲良し、円満一家、どんな嵐もどんとこい」! 輝く夫婦、幸せな家庭を築くための秘訣(ひけつ)をご紹介します。

松本 雄司・著

(光言社・刊『二人で学ぶ うまくいく夫婦仲の法則』〈200251日初版発行〉より)

第一章 家族についてもう一度考え直そう

8 孤独が誘う「出会い系サイト」の危険さ

 今、「出会い系サイト」といって、携帯電話で簡単に「援助交際」の相手を選ぶことができます。大人の男性ばかりではありません。最近は一般の主婦たちまで巻き込まれています。

 インターネットで簡単に出会った相手と、束の間の愛を楽しめる、そういうことが多いのです。そこには主婦も多いのです。

 夫婦がうまくいっていない、寂しい。インターネットで知り合った「メル友」。最初はちょっとした好奇心でメールのやりとりをしていた。ところがそれが深い仲になる。

 20011月、埼玉県の32歳の主婦が、18歳の少年から刺されて負傷するという事件が起こり、4月には、茨城県で28歳の主婦が別れ話のもつれから、18歳の少年に殺されました。いずれも、背景はいわゆる「インターネット不倫」であったといいます。

 つい先日も、大阪で主婦のデートクラブが摘発され、飲食店経営者の夫婦が逮捕されました。スポーツ新聞などの広告を見て申し込んできた男性客に主婦らをあっせんし、ここ4年間に約1億円の収益を挙げていたのですが、そのクラブには求人チラシなどを通じて主婦を中心に22歳から46歳までの女性約300名が登録していました。デート1回の報酬は13千円。お金は子供の養育費や教育費、車のローンなどの支払いに充てていたようです。

 このような風潮に子供たちが大きな影響を受けています。

 2001724日、大阪市の中学1年生が、当面のお金欲しさに携帯電話で知り合った男に会いに行って、その日の内に中国自動車道で死亡するという痛ましい事件がありました。彼女の死亡事件も、両親の不仲、父親の暴力などの家庭問題が背景にありました。関係機関の調査によれば、「援助交際」は今や小学5年生の年代にまで及んでいます。

 私たちが知らないところで、子供たちは別の世界にグーッと巻き込まれているのです。携帯電話はインターネットができるのを欲しがります。そして電車の中でも盛んにいじくっています。日本の携帯電話は怖いです。別にこちらからかけているわけではないのに、いわゆる出会い系サイトから、勧誘のメールがどんどん入ってくるのです。「素敵な出会いを。気が合ったらすぐOK。お電話待ってます」。そういうものに中学生や高校生が最初は面白半分でアクセスしているのです。そして、ふっと寂しいとか面白くないとかの時に、つい深入りしてしまう。結局、家族や友達との関係がうまくいっていないと、そういうことも起こってくるのです。

 前出の藤原氏は、「男と女が結婚して一緒に生活していれば自然に家族になれると思っているカップルは、将来間違いなく破綻する」とあえて言い切っています。しかし、あながちこれは極論でもないのです。今は本当に環境的に難しい時代なので、夫婦の絆、親子の絆、兄弟の絆を築くためには、はっきりと意識して、努力して、「夫であろう」「妻であろう」とし、「父親になろう」「母親になろう」とする、そういう努力をしないと家族にはなれない時代である、ということを分かっていないと大変なことになるのです。

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 次回は、「豊かさの時代の子供の反乱」をお届けします。


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