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心情開拓
心霊を育てる生活原則(92)

 原理を生活化するために、李耀翰(イ・ヨハン)先生(1916~2019)が信仰のイロハを日本人の心情を分析しながら説かれた講話集、「心情開拓~心霊を育てる生活原則」を毎週金曜日配信(予定)でお届けします。
 家庭連合の教会員の皆さまはもちろん、世代を超えて多くのかたに読んでいただきたい書籍です。

李耀翰・著

(光言社・刊『心情開拓~心霊を育てる生活原則』より)

4 復帰歴史に見る生活原理
(1970年1121日)

▲李耀翰先生

【イエスを中心とする路程】
「原理」をどのように探したか

 だから大先生は「原理」を探す時、サタンを通じてみな探したのです。堕落論も、大先生がサタンと面会して、アダム・エバの事情も、もう片っ端から、刑事が尋問するようにすると、サタンは真っ赤になりました。その様子を見ると、間違いないのです。「これは男女問題だ!」。それをもって、まず霊界のイエス様を通じて天のお父様まで行って、談判しました。大先生はこの「原理」を全部探して、霊界で談判したそうです。その時、霊界のほうでは全部が「異端者」と言ったそうです。今までの牧師たちが、全然言っていない内容をもって、「これが真理だ」と言うからです。イエス様も、「異端者」と言い、神様も否定したそうです。

 そこでもう、全宇宙から捨てられてしまったのです。全宇宙から否定されたのです。それでも「うーん! 確かにこれだ。確かにこういう内容だ。これでない以上は、堕落するわけがない。これでない以上は、神が私たちを捨てる理由がない」と、一生懸命説明しましたが、それでも否定されました。サタンも霊界の教師たちも、その否定された大先生を笑うのです。天の創造主に捨てられ、否定され、とても悲惨な立場に立ったのですが、大先生は大胆に説明しました。それで最後には、神が「そうだ!」と、こう肯定されたのです。ですから、イエス様も牧師たちも、全部頭を下げてきたのです。

 「原理」でもって、そうなったのです。それで霊界のほうでは、すべて大先生を協助しなくてはこけんにかかわるというのです。だから「祈ってみなさい」と言うのです。霊通者たちのだれにでも聞いてみなさい、大先生が何の使命をもっているかを。

 堕落論などは、14年間闘ったそうです。堕落論で発見できなかったら、この真理は絶対に分からない!

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 次回は、「水と船」をお届けします。


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