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スマホで立ち読み Vol.19
『真のお母様、感謝します』25

(光言社・刊『真のお母様、感謝します』より)

 スマホで立ち読み第19弾、『真のお母様、感謝します』を毎週木曜日(予定)にお届けします。
 真のお母様(韓鶴子総裁)との出会いの証しを集めた貴重な一冊です。

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犠牲を犠牲とも思わずに前進される
森山 智雅子(6000双)

 私は1982年にスペイン人の男性と祝福を受け、85年にスペインのマドリードで家庭を出発しました。3人の子供に恵まれたものの、次第に夫婦間の葛藤が大きくなっていきました。信仰に対しても、子育てについても、ことごとく意見が合わず、一時は子供を連れて日本に帰ろうかと思ったこともあったのです。

 私は神様に談判祈祷をしました。すると、「わが恵み、汝(なんじ)に足れり」(コリント人Ⅱ12・9参照)という声が聞こえてきたのです。自分を正当化するばかりで、夫の言葉に耳を傾けない自身の身勝手さを思い知らされました。

 また、真のお母様に夢で教えられました。夢の中でお母様は私の膝を枕にお休みになっていました。私は韓国語がほんの少ししか話せないのに、その時は不思議なことに韓国語で話をしていました。そこに一人の姉妹がやってきて、訪問客が来たことをお知らせしたのです。するとお母様はさっと起き上がって居ずまいを正され、すぐさま訪問客たちに向かって、み言(ことば)を語り始められたのです。

 夢から覚めた私は、お母様は心の底からくつろぐことはおできにならないのだと感じました。人類の母であるがゆえに、失った子供たちを一人でも多く抱擁したくて、そのためには犠牲を犠牲とも思わずに前進されるお母様であることを知ったのです。

▲真のお母様

 私は、そのようなお母様のご心情から、あまりにも懸け離れている自分に落胆しましたが、それでも前進するしかないのだと、自分に言い聞かせながら生活するようになりました。そして今では、夫の良さも、また天が夫を与えてくださった意味もよく分かり、心から感謝できるようになりました。

 スペインからだと、頻繁に韓国に行けるわけではなく、実体の真の父母様にお目にかかる機会も滅多にありません。それでも、このようにして霊的に導いてくださる天の父母様、真の父母様に心から感謝いたします。

【お父様がお母様について語られたみ言】
 先生は30年間、熾烈(しれつ)な戦場で闘い続けてきたのですが、お母様は、無慈悲な決闘を繰り返すかのような環境の中にいる先生に付いてきながら、よく耐え忍んできました。「私は行きたくない!」と言えば大変なことになります。……それがお母様の立派なところです。
(『真の父母の絶対価値と氏族メシヤの道』120ページ)

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 次回は、「聖霊の役事で癒やしてくださるかた」(松舟光子)をお届けします。お楽しみに!


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