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平和の大道 12
粘り強い事業推進がカギ

 皆さんは、『平和の大道』という書籍をご存じでしょうか。著者は、一般財団法人国際ハイウェイ財団の理事長、佐藤博文氏です。
 同書は、国際ハイウェイ財団が推進する「国際ハイウェイ・日韓トンネル」プロジェクトの意義や背景などについて総合的に理解することのできる貴重な一冊です。
 Blessed Lifeではその一部を抜粋して紹介してまいります。ぜひお楽しみに!

佐藤 博文・著

(『平和の大道-国際ハイウェイ・日韓トンネル-』より)

④国連に管轄権を付与
 最終的には国連(UN)を通して世界の諸国家を動員しなければならない。そのためのひとつの方法として、国際ハイウェイの管轄権を国連に与える必要がある。中央の道路部分と両側1kmのフリーゾーンは国連の管轄下に置く。様々な国際機関を活用して国連に働きかけることになる。

⑤学界・言論界の動員
 国連、関係諸国家、国民に対して賛同・参画してもらうためには、学界・言論界の活躍が重要である。最初に発表されたのが「第10 回科学の統一に関する国際会議(ICUS)」の場である。つまり、国際ハイウェイは世界平和を願うノーベル賞受賞者レベルの高度な知性を持った科学者達が、率先して取り組まなければならないものとして提示されたのである。土木や交通面にも最高レベルの新技術の開発が必要になってくる。長距離高深度海底トンネル掘削技術、高速鉄道、高速自動車等の技術開発等がある。

 しかし、科学技術分野の研究より、もっと研究・開発しなければならない課題は、「国益を超えたグローバルな価値観」を確立することと、「新しい経済思想・理論」の構築である。「社会・経済組織に関する新しい学術理論」の提示をしなければならない使命が学界にある。

 さらに、世界と人類の観点に立った「新しい土地利用計画」も立てねばならない。それらの研究成果を踏まえて、世界各国・人類各層に、夢と希望を与えるビジョンを提示する。世界平和、理想世界創建のための新しい思想、学術理論構築における学者・研究者の使命は極めて大きいものがある。

 言論界は、これらの研究成果を世界の人々に伝え、啓蒙し、教育する使命がある。今まで「戦争」報道に大きなスペースと時間を割いてきた言論界だが、これからは「平和の建設」報道を主流にすべきである。

⑥公益性の高い人による運営
 運営上の問題がある。国際ハイウェイ建設は、超巨大プロジェクトであるだけに、国家や各種団体、企業体等、多くの団体・組織等が関係し、様々な思惑や誘惑や利権が絡んでくることが予想される。それゆえ、それらに惑わされず本来の目的をしっかりと保持できるだけの強くかつ清い精神性と公益性を持ち、多くの組織・運動を統括し導くことのできる能力のある人々が中心に立って運営しなければならない。

 そういう意味で、「神の子」と呼ばれるほど、使命完遂にふさわしい内容を備えたレベルの人々が主役となって、先頭に立って、「国際ハイウェイプロジェクト」完成に取り組まねばならない。

 国際ハイウェイプロジェクトは、主要な現実問題を解決し、具体的で目に見える形で世界平和を実際に実現し、理想世界を創建できる内容を包括的に含んだ「平和の大道(王道)」、「人類の夢のプロジェクト」であり、21世紀の人類の果たすべき最高最善最大の事業である。

 しかし、いかに立派な構想であろうとも、最終的に成否を決めるのは担当する人々の資質である。このプロジェクトに対して、意義と価値をよく認識し、情熱を持って生涯をかけてでも取り組もうとする人が多く現れないと実現できない。

 世界平和のため、「自分一人からでも、日韓トンネルを掘り抜く、国際ハイウェイを通す」というほどの奉仕精神、公益精神、犠牲精神を持った人々が世界中で多く現れることが、「国際ハイウェイ・日韓トンネルプロジェクト」を完成まで持っていくために最も重要な内容である。それゆえ、多くの人々が、そのような人物になるように指導しながら、粘り強く事業を推進していくことが、事の成否を決める一番の鍵になる。

(『友情新聞』2012年5月1日号より)

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 次回は、「韓半島の南北平和統一の根本」をお届けします。


◆『平和の大道 ―国際ハイウェイ・日韓トンネル―』を書籍でご覧になりたいかたはコチラへ(韓国語版もあります)


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