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【B-Life『祝福家庭』コーナー】
『祝福家庭』98号(2020年秋季号)
「幼児教育」
〜子供の問題を「私ですね」と受け止める(1)〜

光の子園 副園長・村上小夜子

*2回に分けてお届けします。今回はその前半です。

子供たちも受け止めている
 「私ですね」、つまり物事の根源は私にあり、問題が起きたときは、「私にも同じものがある」という捉え方をすることです。相手のせいにしたり、相手を責めたりしません。そして、基台を組み天の父母様(神様)を迎えて、より善なる、魅力的なものにしていきます。

 久しぶりに年長組の保育参観に来られたAくんのお母さんが「あら、うちの息子はいますか?」と、部屋を見渡しました。そして、息子を見つけたお母さんは「えーっ!? 嘘でしょう?」と、驚きの声を上げました。Aくんが静かにお絵描きをしている姿を見つけたからでした。
 年少・年中組のときは、集団で行動できない、部屋を飛び出す、物を投げる、廊下ですれ違った人にいきなりパンチを食らわせる……というようなAくんでした。
 ところが、年長組になってからは、皆と一緒に礼拝を捧げ、体操の列にきちんと並び、鬼ごっこのグループにも入るようになりました。
 お母さんは「集団に入ってる」と、感動の涙を流しました。それまでには、何度も面談に来ては涙し、夫婦であらゆる条件を立てながら精誠を尽くしておられたのです。

 Bくんは、新米の保育士K先生の顔をたたいて泣かせました。それを知った数人の子供たちが「助けてあげる」と言ってくれました。
 そのときに、イエス様は「悪人に手向かうな。もし、だれかがあなたの右の頬を打つなら、ほかの頬をも向けてやりなさい」(マタイ539)と教えたという話をしました。すると子供たちは「えーっ!?」と驚きました。

 「もし、人をたたいたり傷つけたりしたら、心は大きくなりますか?」と尋ねると、子供たちが「ならなーい」「優しい心が閉まっちゃう」と答えてくれました。「そうです。人の嫌がることをすると、良心が隅っこに追いやられてフタがされるのです。だから、優しい心が小さくなります」と伝えたあとに、「イエス様は、仕返しをしてはいけないと言われました。
 それでは、そういうときに皆さんはどうしますか?」と尋ねてみました。すると、「先生に言う」「お父さん、お母さんに言う」「天の父母様と真の父母様にお祈りしてもらう」など、数々の答えが返ってきました。

 また別のときに、BくんがCちゃんをたたいて泣かせました。Cちゃんは、家に帰ってから親に報告したそうです。しかし、Bくんのことを悪くは言わなかったというのです。
 翌日、Cちゃんの親が参観でクラスのようすを見ました。そして、「Bくんが大声を出したり、お友達を押したりしていても、皆、嫌な顔をしないで受け止めているんですね。ビックリしました。子供たちは、Bくんの言動に影響されず、本然の姿で過ごしているんですね」と感動されました。

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 このような内容が盛りだくさんの『祝福家庭』を、是非一度手にとってみてください。

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