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中和新聞セレクト Vol.6
家庭理想の実現

 毎週2回(火、金)、さまざまなコンテンツを配信している『中和新聞』。Blessed Life編集部が同記事のアーカイブスからおすすめのコンテンツをセレクトして皆さまに紹介します!
 第6弾は「家庭理想の実現」(家庭教育局)のシリーズを毎週水曜日(予定)にお届けします。
 同コンテンツは『中和新聞』20174月から連載中のシリーズです。

14回 祈りこそ最も威力あるもの④

(中和新聞 2021年8月17日 通巻1385号より)

 真の父母様は「常に、祈りの生活をしなさい」「祈りは呼吸するのと同じである」(『御旨の道』祈祷)と語っておられます。このコーナーでは、阿部美樹・第1地区修練所所長(前家庭教育局長)の解説「『祈り』こそ最も威力あるもの」を基に、信仰生活の基本である「祈り」について学びます。今回はその最終回です。(詳細は、『祝福家庭』98号〈2020年秋季号〉をご参照ください)

「祈り方」の時代的変化

 祈りの言葉は時代を経るに従い、変化しています。

◆「祈祷」が「報告」に
 19999月から、祝福家庭は自分の名前で祈ることができるようになり、2001年からは「祈祷」が「報告」に変わりました。

◆結びの言葉が「アーヂュ」に
 さらに2006914日、真のお父様は、結びの言葉を「アーヂュ」にすることを宣言されました。

 「『アーヂュ』とは、『私の家』という意味です。『アーヂュ』というのは、『我(ア)』の字と感服するすべてのことを意味します。驚く『ああ』や感服する『ああ』など、すべての恨(ハン)の歴史を越えるのです。『とても(アヂュ)良い』と言うのであって、『とても(アヂュ)悪い』という言葉を使いますか。それは最高を意味します。

 『アーヂュ』の『ヂュ』というのは、『主』の字にもなり、『住』の字にもなります。人として主人になって暮らす最後の場です。『アーヂュ』がそうだというのです。入って住むというのです。……生まれるときは、神様の奥の間だけではありません。神様の妻の腹中、骨髄の中で暮らさなければならないのです。分けることはできません。『アーヂュ、私の家』と言えば、それ以上願うことはありません。神様の内的心情において、分かれることのできない永遠の一体圏を中心とする場所が『私の家』だというのです。『私の家』にもなりますが、一番深い家にもなるのです。二つの意味があるのです」(天一国経典『天聖経』第11篇・第4章・第3節・24

◆個人名で祈るのが基本
 なお、牧会者など夫婦で手をつないで祝祷するときに「祝福中心家庭○○○○(夫の名)・○○(妻の名)の名によって、報告(もしくは祝祷)いたします」と祈る場合がありますが、そのようにしなさい、という真の父母様のご指導はありません。

 真の父母様が「真の父母の名によって」と祈られるように、真の父母様の代身としての牧会者(もしくは祝福家庭)は夫婦一体となって祈ることはありますが、基本は個人の名で祈ることが正式です。

*下に祈り方の時代的変化を紹介します。参考にしてください。


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 次回は、「子女を導ける父母となる①」をお届けします。

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