アングル~情報戦に勝て。42
「切り取り」要注意、真意はTPOを踏まえて理解すべし

 「旧統一教会報道」――悪質な報道内容は日に日にひどくなるばかりだ。
 一般紙の中には三流週刊誌を思わせるような記事を1面に載せているものもある。
 週刊誌もネタになれば何でもあり、といったところか。

 今回紹介するのは、ウェブサイト「True Parents 真の父母様を中心に一つになろう」から、「『週刊現代』に掲載された“み言批判”の虚偽【反論1】――文鮮明師の思想は“反日”ではない」の見出しページ。

 切り取りは意図があって行われる。目的のためには手段を選ばず、である。一部だけを見せて、真意をぼかし、意図する所へと誘導する。
 服装だけでなく、情報というものはTPOTime〈時間、時代〉、Place〈場所、立場〉、Occasion〈場合、状況〉)を踏まえて理解されるべきである。

 今や「切り取り」「印象操作」がメディアの常とう手段となった感がある。情報の受け手は、「だまされない(誤った方向に誘導されない)」ように、メディアリテラシーをしっかり身に付けることが急務だ。

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