アングル～情報戦に勝て。41
「新聞は時に平気で嘘を書く」

アングル～情報戦に勝て。41
「新聞は時に平気で嘘（うそ）を書く」

　物事というのは、本当の話もあれば、うその話もある。
　ところが厄介なのは、うそであることが分かっても、それを繰り返す者が在る限り、そのうそはまかり通ってしまうということだ。

　創世記第3章には、エバが蛇にだまされて神に禁じられた木の実を取って食べてしまうという話が書かれている。
　人間始祖、アダムとエバが蛇の策略にはまってエデンの園から追い出されてしまうという、あの失楽園の物語である。

　今回紹介するのは、世界日報11月22日付「メディアウォッチ」欄の「旧統一教会とKCIA　『共産党が利用』した偽情報をコラムで使う毎日新聞」の見出し記事。

　社会で暮らす人々は常に情報という空気を吸って生きることになる。残念ながら、世の中にはうその情報も少なくない。人は簡単にだまされてしまう。
　人間始祖は情報戦に敗れてしまったが、われわれは決して負けるわけにはいかない。

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（則）