43とも倶楽部誕生物語 7
スマホの普及とともに新聞離れが顕著に
~新聞は生き残れるのか~

櫻井 晴信

 今話題のユニークな読書会、「43とも倶楽部」。本シリーズでは、「43とも倶楽部」がどのようにしてつくられてきたのか、その誕生の物語をお届けします。

 月刊誌「致知」、週刊紙「日本講演新聞」に続いて紹介したいのが、世界日報の書評欄です。
 読売新聞の書評欄も読んでいますが、私にとって為(ため)になるのは圧倒的に世界日報です

▲世界日報の書評欄

 ニュースレターを作るため、毎月2、3冊の本と、2、3本の映画を見ます。

 私の読書法は、まず1回目は、読んで心に響く所があったページの角を折り曲げます。2回目は、折り曲げたページだけを読んで、良い所に赤線を引き、インスピレーションが湧くと本の余白に書き込みます。そして3回目で、この本から得られた気付きをまとめ、それを文章にします。ですから、あらすじも書きますが、それを通して何を感じたのかをまとめるようにしています。

 映画も心に残ったものは、2回見てあらすじを頭に入れ、一番感動した場面を、なぜ感動したのか書き込みます。読者の立場からすると、物語を通して私が何を感じたのか知りたいと思うはずです。なぜなら、そんなに心が動くのなら、私も同じ経験をしてみたいと思うからです。

 世界日報に話を戻します。
 「自転車操業」という言葉をご存じでしょうか。止まると倒れてしまうので、常にこぎ続けなくてはならない状態です。新規の読者を獲得しても、同じかそれ以上読者が止まってしまうのです。
 特に2012年、スマホが普及するようになってから、新聞離れが顕著になりました。
 今では50代以下の人は、ほとんど新聞を読まない世代となってしまいました。こういう状況の中で、そもそも新聞の市場は生き残れるのでしょうか。(続く)