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中和新聞セレクト Vol.5
天一国主人の生活

 毎週2回(火、金)、さまざまなコンテンツを配信している『中和新聞』。Blessed Life編集部が同記事のアーカイブスからおすすめのコンテンツをセレクトして皆さまに紹介します!
 第5弾は「天一国主人の生活」(佐野邦雄・家庭教育局長〈当時〉)のシリーズを毎週水曜日(予定)にお届けします。
 同コンテンツは『中和新聞』2011年9月~2016年6月に全10回で配信されたシリーズです。

第9回 家庭連合時代における私たちの責任

(中和新聞 2016年1月12日 通巻826号より)

 本シリーズでは、天一国主人としてどのように歩むべきか、家庭教育局の観点から解説します。「世界平和統一家庭連合」(以下、家庭連合)へと名称変更した今日、「家庭連合時代における私たちの責任」として、祝福家庭が担うべき内容について解説します。

[Ⅰ]「真の家庭」となって安着する時代
 天一国3年天暦717日(2015年陽暦830日)、「真のお父様天宙聖和3周年」を越え、韓国の本郷苑において真のお母様は、「お父様、これ以降は心配なさらないでください。私たちが必ずや責任完遂いたします」と語られました。そして私たち祝福家庭は、お母様と一つになり、子女としての責任分担を必ず果たしていくことを誓って出発しました。

 日本では「聖和3周年記念式」直前の826日、「統一教会」から「家庭連合」への名称変更が、文部科学省文化庁より正式認証されたのです。真の父母様が祝福してくださり、母の国・日本は大きな歴史的節目を迎えました。真のお母様が語られた「私たちの責任完遂」とは、私たち祝福家庭が「真の家庭となって安着する」ことにほかなりません。

 199748日、「世界平和統一家庭連合」発足を宣布されたときの父母様のみ言です。

 「世界基督教統一神霊協会の使命が終わることにより、宗教の使命は終わり、救いを必要としない、人類史上初めて宗教を必要としない新時代に入るのです。家庭連合は、家庭を理想家庭にすることにより、神様の創造理想を復帰完成して、天的理想世界を立てるものです」

 復帰摂理歴史は、人間始祖アダムとエバの堕落によってサタンに奪われたアダム家庭を取り戻すための歴史でした。第2のアダムであるイエス様は、個人の救いである「霊的救い」の基台を復帰されました。しかし、アダム家庭の復帰である祝福結婚を通しての「霊肉ともの救い」の基台、すなわち家庭を救済することができず、再臨主に託されたのです。それゆえ再臨時代とは家庭を救済する時代です。

 再臨時代に生まれ合わせた私たちは、「統一原理」に出合い、人生の目的が家庭の完成と理想世界の実現にあることを知らされただけでなく、真の父母様によって祝福を賜り、祝福家庭として立つことを許されました。

 しかし、それがゴールではありません。祝福を受けたということは、サタンの罪悪の血統から転換され、本然の家庭に向かう出発点に立ったということです。祝福結婚とは、アダムとエバの堕落以前の立場を復帰することであり、メシヤに従って成長し、理想家庭を完成することが私たちの責任だというのです。

▲世界平和統一家庭連合出帆記念大会

[Ⅱ]「真の家庭」は全ての人が目指すゴール
 家庭連合時代を迎えて自らの家庭を顧みた時、「私の家庭は、家族皆が幸せに満ち、真の家庭に向かっています。私の家庭を見てください」と胸を張って言えるでしょうか。

 現実的に課題のない家庭は少ないかもしれません。祝福を授かって長い歳月がたつにもかかわらず、いまだに夫婦が一つになっていないという家庭もあるでしょう。また親子間の葛藤が絶えず、子女たちがさまざまな課題を抱えるなど、祝福家庭としての責任が十分に果たされてきたとは言い難い状況です。

 一方、世界に目を向けると、天の祝福にあずかることができずにいる多くの人々がいます。天のみ言(統一原理)をいまだ知り得ず、人生の目的、とりわけ結婚や家庭が何のためにあるのかが分からず、混迷の中で家庭崩壊、結婚崩壊の危機に直面しているのです。

 2014年、日本の離婚率は30パーセントをはるかに超え、「家庭内別居」を合わせれば5組に2組ほどが、事実上、夫婦として成り立っていません。これが子女にとって健全な家庭環境であるはずがありません。不登校、引きこもり、家庭内暴力、母子家庭などが増加し、非婚、晩婚、同性婚など、男女による結婚を忌避する風潮が広がっています。

 摂理的観点から見れば、このような社会問題も、その責任は私たち祝福家庭にあると言わざるを得ません。なぜなら、私たちは先に祝福の恩恵にあずかった者として、真の家庭を築くべきであり、それを周囲の家庭に連結し、拡大していくという責任が問われるのです。

 祝福家庭は、カインである一般社会の前にアベルとして立つからです。言い換えれば、私たちが三代圏理想家庭を成し、神氏族メシヤの使命を実践して、天の父母様(神様)を中心とする心情共同体を形成し、天一国の実体化を推進することで、前述の問題が整理されるのです。

[Ⅲ]「真の愛」を実践して理想家庭を実現
 それでは、どのようにすれば理想家庭を安着させることができるのでしょうか。

 真の家庭安着に至る鍵は「真の愛を中心とする家庭圏の形成」です。真の父母様は、「統一原理」をはじめ、「文鮮明先生御言選集」「天一国経典」など、膨大なみ言を通して真の家庭に至る道を教えてくださいました。

 そこに一貫する根本原理が、「真の愛の実践」です。真の愛は100パーセント相手のために生きる心であり、与えて与えて、与えたことも忘れる精神です。そのためには、私の心と体が一つになっていなければなりません。

 全ての祝福家庭が、まず自らの家庭を真の家庭として完成することを目指し、家庭の中で真の愛を実践し、その実りを周辺家庭に及ぼしていくことが、真の意味で人類救済の道であることを知らなければなりません。

 家庭連合時代を迎え、真の父母様の姿に似るために、真の愛の実践によって、まず夫婦の一体化を成しましょう。一体化とは相手の願いに生きることです。そして、子女を神の血統にある貴い子女として育てましょう。子女教育は子女の中にある神性を引き出すことです。さらに、家族が互いを尊重し合って生活する真の家庭を成しましょう。

 家庭は愛の学校です。家族一人一人は愛するために存在します。全ては自己完成という最高のたまものとして、私に結実するでしょう。

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 次回は、「三代圏理想家庭の実現」をお届けします。

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