中和新聞セレクト Vol.5
天一国主人の生活

 毎週2回(火、金)、さまざまなコンテンツを配信している『中和新聞』。Blessed Life編集部が同記事のアーカイブスからおすすめのコンテンツをセレクトして皆さまに紹介します!
 第5弾は「天一国主人の生活」(佐野邦雄・家庭教育局長〈当時〉)のシリーズを毎週水曜日(予定)にお届けします。
 同コンテンツは『中和新聞』2011年9月~2016年6月に全10回で配信されたシリーズです。

第10回 真の父母様と三代圏理想家庭の実現

(中和新聞 2016年6月17日 通巻870号より)

 本シリーズでは、天一国主人として、祝福家庭がどのように歩むべきかについて解説します。今回は「真の父母様と三代圏理想家庭の実現」のテーマです。

■三大祝福全体の核心となる「家庭完成」
 基元節以降、創造本然の時代を迎え、実体的天一国に向けて前進する今日、私たち祝福家庭に願われる最重要の課題は「三代圏理想家庭の実現」であると言えます。

 それは本来、天の父母様(神様)のみ旨(創造目的)であり、人間始祖アダムとエバに賜った「三大祝福」の核心でした。彼らは成長期間を通して第一祝福「個性完成」を成した基台の上で、天の直接主管圏にあって第二祝福「家庭完成(家庭的四位基台)」を成すべきでした。

 その家庭が第三祝福「万物世界主管」の中心となって地上・天上天国(天一国)を完成するように予定されていたのです。

 「家庭」とは、愛を中心として一組の男性と女性の結婚に始まり、夫婦が一体化することで生まれた子女との間における「父母と子女の関係」で成り立っています。天の父母様と人間をはじめとする被造世界は「家庭」の原型であると見ることができます。

 天の創造目的は、愛の対象として創造した、人間から来る刺激を通して「喜びを得る」ことでした。

 天が人間始祖を一人の男性と一人の女性の分立実体として立てられた理由は、神の子女であるアダムとエバが、神の二性性相に似て、結婚して夫婦一体となり、歓喜する姿を通して喜びを感得することにありました。

 創造目的である「理想家庭の完成」は、天の父母様と、完成したアダムとエバで成される第一代の家庭と、彼らを父母とし、その子女で成される第二代の家庭が完成することで成就します。すなわち、天を中心とした三世代で構成された家庭的四位基台の完成です。

■「三代圏理想家庭」を成された真の父母様
 真の父母様は、復帰摂理歴史の中で最初にこの基台を復帰され、真の家庭を成就された偉大なるお方です。縦横の8段階にわたる真の家庭の基台を立てられることで、天地人真の父母様として完成されたのです。

 真の父母様は、ご自身が天の父母様との間に父子の因縁を復帰され、子女様を生むことで、神を中心とする「三代圏理想家庭」を最初に成し遂げ、真の父母として立たれました。

 その上で、ご自身を中心として直系の子女様(アベル)と復帰された子女(カイン)との間で第一代の家庭を立て、その子女たち(全人類)に天宙レベルまでの祝福結婚を授け、その祝福家庭が第二代の家庭をつくることで、真の父母様を中心とする「三代圏理想家庭の完成」を勝利されました。

 一世祝福家庭は、真の父母様によって祝福結婚を賜ることで、祝福子女(二世)との間に第一代の家庭を立てることができました。私たちも、その父母様の勝利基台を相続し、祝福子女が祝福結婚に与り、第二代の家庭を立てなければなりません。真の父母様が、1986年から父母が子女の祝福に直接責任をもつ「父母マッチング」を指示されたのもそのためです。

■祝福家庭として果たすべき責任

①「家庭の統一」
 私たちが「三代圏理想家庭」を成し遂げることは、過去、現在、未来の歴史的、世界的課題を解決する基台を意味します。

 それを成し遂げるために第1として「家庭の統一」から始めることです。祝福家庭の完成は、一世家庭の完成のみならず、祝福子女の家庭完成が成され、二世代家庭が一つとなって成就します。父母の責任にかけて、祝福子女の祝福は、必ず成し遂げなければなりません。

 天一国実体化は、二世の祝福による「三代圏家庭完成」から始まります。基元節に向けた指示事項(天地人真の父母実体定着み言宣布天宙大会)の1番目に、「家庭で父母を中心に行う訓読生活」が挙げられています。全祝福家庭が祝福子女の教育を重視し、子女が祝福に与ることができるように全力投入すべきです。

②「氏族圏伝道」
 第2は、神氏族メシヤ活動による「氏族圏伝道」です。

 「家庭が一つになれば、氏族は問題ありません」とあるように、「三代圏家庭完成」は氏族圏に対する長子権復帰の基台です。氏族の救いには家庭完成の基台がなければなりません。

 世界は今、家庭崩壊の危機にあり、私たちの氏族や周囲の家庭も問題を抱えて苦悩しています。その解決の鍵は祝福家庭にあります。私たちが三代圏家庭完成を成し、夫婦、親子が真の家族愛で一つになってこそ、氏族圏に救いをもたらすことができるのです。

③「祝福家庭間の共同体形成」
 第3は、「祝福家庭間の共同体(コミュニティー)形成」です。

 心情文化世界とは、互いが相手を思いやり、互助、協助する世界です。私たちの目指す天一国は祝福家庭を単位とする連体国家です。神のもとでの一家族世界であり、「三代圏家庭の拡大体」と言うことができます。祝福家庭は、そのモデルとして「祝福家庭間の共同体」形成の先駆けにならなければなりません。

 ある家庭に問題が生じたら、一緒に考え、共に解決するのです。子女のマッチングも、「どんな人に自分の子女はふさわしいのか」との視点で、「ために生きる」姿勢をもつことで子女の祝福が拡大します。神氏族メシヤ活動も、祝福家庭が一つの家族となって取り組めば、互いの氏族が連結されやすいでしょう。

 現在、国や世界が抱えているさまざまな深刻な問題は、人類が天の父母様のもとでの「一つの家族」に返らない限り、解決しません。

 人種や国境を越える交叉交体国際祝福を通して、天の父母様のもとで一つの血統となり、一つの家族として、老人、壮年婦人、青少年の三代が真の愛をもって、協助、共生する心情文化世界とならなければなりません。

 全祝福家庭が「三代圏理想家庭」完成を、必ず成し遂げてまいりましょう。

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 「天一国主人の生活」は、今回で終了です。
 次シリーズは、第6弾「家庭理想の実現」をお届けする予定です。

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