私の心の中にいる神様 132
万物には神様の愛が宿っている

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

万物には神様の愛が宿っている

(女性 60代)

 わが家は30年余り、同じ賃貸マンションに住んでいます。2人の息子は独立し、今は夫婦と娘の3人暮らしです。
 いろいろな物が古くなり、先日は洗面台の排水が悪くなってしまったのですが、大家さんが新しく替えてくれることとなりました。

 洗面台と別れる日、名残惜しく語りかけました。

 「あなたの前で3人の子供が小さな歯ブラシを持って歯磨きしましたね。その子たちも大きくなりました。長い間ありがとう!」

 すると、「祝福家庭と共に過ごすことができて幸せでした!」と心に返ってきたのです。

 悲喜こもごもあり、不足な祝福家庭でしたが、万物は全てを知りながら、祝福家庭の価値を尊んでくれたように思いました。

 また同じ頃、姉から突然、「冷蔵庫(16年使用)を買い替えるなら支援しようか」という話がありました。

 すると、それまで何の問題もなく、使い勝手の良かった冷蔵庫が、急に霜がこびりつき始めるなど、不具合が出てきたのです。

 こうして冷蔵庫を買い替えることになったのですが、何だか別れ難く、愛(いと)おしくてなりません。

 お別れの日、「子供たちの食べ盛りを毎日支えてくれてありがとう。16年間お世話になったね!」と語りかけました。

 すると「自分もそろそろ寿命でしたからね」と返ってきたのです。

 私の未練を断ち切るように、支援のある時を見計らって冷蔵庫自ら不具合を起こしたようにも思いました。

 洗面台にしても冷蔵庫にしても、物なのに、まるで人のようでした。
 万物には神様の愛が宿っていることを改めて感じました。

 このような万物との深い共鳴を体験できたことに感謝いたします。これからも万物を大切にしていきたいです。

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 次回は、「与えられた環境が最前線」をお届けします。


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