私の心の中にいる神様 133
与えられた環境が最前線

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

与えられた環境が最前線

(女性 50代)

 神様の願いを果たすためには、経済は欠かせない要素です。
 そのために仕事をしているわけですが、み旨の活動に何の制約もなく没頭していないと息が詰まるようで、「一体何のために働いているのか」という疑問が湧いてきました。

 仕事にも慣れてきて、マンネリ化してきていたこともあり、「楽しくないし、嫌だなぁ、つらいなぁ。でも生活はしないといけないし……」と、ブツブツ、一人でつぶやいていた時のこと。
 良心さんが、「働けるだけでいいじゃないか」と穏やかに言ってきたのです。

 「えっ!」と思った瞬間、アフリカの飢えた子供たちの映像が浮かんできました。
 父母を亡くした10歳くらいの男の子が、おじいさんと幼い弟妹たちを養うために働いていました。いくら働いても家族5人、1日で1食分を分けて食べる生活です。
 飲み水は汚く、あまりにもおなかがすくので、食べてはいけないと知りながらも土を食べたりしている……。
 そんなシーンでした。

 私には、安全な食べ物が余るほどあり、それをおなかいっぱい食べることができる。そのことを当然のことのように感じていた!
 仕事に見合う十分な収入があることを当然だと思っていたことにも気付きました。

 こんな究極の貧しい子供たちがいない世界、争いのない世界をつくり、子女である全人類を幸せにするために、真のお母様は夜もぐっすり休むこともできずに、摂理の先頭で導いてくださっている──。
 このことに思い至った時、申し訳なさとともに、お母様の深いご心情が押し寄せてきて、感謝の涙を止めることができませんでした。

 改めて日常の当たり前が感謝なことであり、与えられた環境が私のみ旨の最前線であったことを知りました。
 良心の声を通して天の父母様の願いに気付き、心身一体となり、神人愛一体となって、精いっぱい務めを果たていくことが私への願いであることを改めて確認できた出来事でした。

---

 次回は、「お便り&コメント」シリーズ㉑「子女に恵まれず寂しいです」をお届けします。


◆本編で紹介されている『自己牧会プログラム』の、ワークの内容を詳しく書籍でご覧になりたいかたはコチラ