シリーズ・「宗教」を読み解く 218
宗教統一と世界平和⑯
「まず神の国と神の義とを求めなさい」

ナビゲーター:石丸 志信

 1980年代までは、「世界平和」を声高に叫ぶのは概して左翼活動家であり、「世界平和」を主張する団体はおおかた左がかった運動であった印象が強い。

 ところが、1991年に入って文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁夫妻が「世界平和宗教連合」と「世界平和連合」を創設して以来、「世界平和」は本来の意味を取り戻し、統一運動が推進するあらゆる団体に冠するタイトルとなった。

 世界平和の基は、創造主なる神様の愛に基づく心と体の統一であり、神様の愛によって結ばれた夫婦、親子が仲むつまじく生きている家庭は、世界平和の中核であることが示された。

 そして、3千年紀を迎えて創設された「天宙平和連合(UPF)」によって、平和の領域は、目に見える世界のみならず、目に見えない世界をも包括する、立体的、かつ全体に及ぶものとなった。

 文総裁は、このように語っている。

 「天宙とは、宇宙の家を意味します。大きな家族です。『天宙平和連合』は、大きな家庭を平和にする連合体です。大きな家庭に平和が訪れるので、地上・天上天国になるという意味です。その中心は神様です」(『真の父母経』第8篇、第3章、第4 12

 かつてイエス・キリストはガリラヤ湖畔の丘の上で多くの説教を語られる中で、「まず神の国と神の義とを求めなさい」(マタイによる福音書 第633節)と説かれた。

 また、弟子たちには、「天にいますわれらの父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように」(マタイによる福音書 第6910節)と祈るよう勧めた。

 イエスが教え、人々が祈り求めた「神の国」は、「天宙平和連合」によって私たちのただなかで形あるものとなっていくのだろう。


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