私の心の中にいる神様 120
自分の考えに固執していると気付いたとき

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 毎週土曜日に配信予定です。

自分の考えに固執していると気付いたとき

(男性 20代 祝福二世)

 私は今、韓国でUPA(天宙平和士官学校)の語学院生として歩んでいます。
 日本にいたときは、自己牧会プログラムを通してさまざまに訓練をしていただきました。 
 それが、韓国にあっても自分を見失わずに歩むことのできる基礎となっていると感じます。

 現在、語学院で、南米ブラジルから来た男性と東欧アルバニアから来た女性との3人のグループで韓国語を勉強しています。
 アルバニア人の女性が少し勉強に苦労しており、その姿を見ながら、何とか助けになりたいと思っていました。
 しかしながら、助けよう、何かしてあげようとしても、彼女は快く受け入れてくれる雰囲気ではありませんでした。

 自分としては、「もっとこうしたらいいのに、力になりたいのに、どうして聞いてくれないのかな」などともどかしく思い、かってに胸を痛めていました。

 そんなとき、ふと「あ、自分の考えに固執しているな」と気が付きました。
 その瞬間、ポンと、「共にいるよ」という良心の声を感じたのです。
 「ああ、そうだった、一人一人に輝かしい良心が与えられているんだ」と思って、「自分が教えないといけない」という思いを手放してみました。

 そうしたときに、不思議な感覚を覚えました。
 自分以外の人も彼女を助けようと祈っている姿や、共に練習している姿が、前よりも鮮やかに心に映り始めたのです。
 そして、こうした現象を見てうれしいと感じている自分を発見しました。

 天はどんな道においても、一人一人を幸せに導いているんだなと、改めて思わされました。
 実際、その後、その女性とも快くグループ学習ができるようになりました。
 これからも、共に国を超えて真の父母様を中心に一つになり、神統一世界を目指して歩んでいきたいと思います。

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 次回は、「蜂の巣の夢」をお届けします。


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