私の心の中にいる神様 121
蜂の巣の夢

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

蜂の巣の夢

(韓国在住日本人女性 50代)

 自己牧会プログラムを始めてから、夫に対するいろいろな囚(とら)われ、要求する思いを手放す努力をするようになりました。

 夫は新婚の時に清平(HJ天宙天寶修錬苑)に1回行ったきりで、その後は行ったことがありませんでした。

 夫に清平に行ってほしいと、そればかりにこだわっていたのですが、最近はコロナ禍ということもあり、オンライン参加も許されているのだから、「家で役事に参加したらいいんだ」と初めて思えました。

 夫は最近、「体の調子がいまいちだ」と言っていたので、「健康回復のために役事に参加しよう、孝情奉献書も書こう」と伝えました。

 「俺には関係ない」という感じでしたが、「好きにすれば」と言ってくれたので、4月の大役事(2022真の父母様天宙聖婚62周年記念孝情天寶特別大役事)に参加を申し込みました。

▲イメージ画像(孝情天寶特別大役事)

 当日は、新しく準備した白いTシャツに着替えてもらい、パソコンの前に呼びました。

 夫は、明らかに「嫌だ」というのが分かる顔でしたが、来てくれました。途中、寝そべったり、携帯をいじったりしていましたが、どうにか役事を終えました。

 まるで、親に無理やり連れてこられた小学生のようでしたが、とにもかくにも、参加してくれたことがうれしかったです。

 役事の後、何日か過ぎた日の朝方、夢を見ました。夢の中で私はこのように思っていました。

 「アレ、もしかして、今まで夫の行動に対していろいろと怒ってきたけれど、本当の夫の気持ちは、私が思い描いていたものとは違うかもしれない」

 「本当は、夫なりに良かれと思って始めたことが、不器用でうまくできなくて、それを私が誤解しただけなのかな」

 「すると、過去、私が嫌だと思っていたあのこともこのことも、私が思っていたことと真実は違ったかもしれない」

 こう思えた時、目の前に巨大な蜂の巣が現れて、その70パーセントぐらいが大きな音をたてて崩れ落ちたのです。

 まだ残っている蜂の巣をのぞいてみると、空になった小さい部屋がいっぱい見えました。それは私が知らずに作っていた壁で、夫を偏屈な考えで見ていたんだなということが分かりました。
 夫に寂しい思いをさせたことに対して謝罪の思いが湧いてきたときに、目が覚めました。

 不思議な夢でした。夢というよりも、霊界そのものと言った方がいいのかもしれません。
 大きな気付きを与えられた恩恵に感謝します。

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 次回は、「夫は私の半分」をお届けします。


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