(『祝福家庭』76号)
【第1祝福】「個性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「喜びながら歩む」に関するみ言(2)

 神様の創造目的は喜びです。喜びを享受しようと、人間と世の中を造られました。喜びは独りで感じることはできません。喜びを享受しようとすれば、必ず対象、相対が必要です。主体と対象が互いに相対基準を造成して授け受けするとき、初めて喜びを感じられるのです。そして、最高の喜びは、愛を授け受けするときに感じることができます。
 それで神様は、人間を対象として造られ、その対象と共に無限の愛を授け受けしながら、永遠に喜びを享受しようとされたのです。それが正に創造目的です。


(天一国経典『天聖経』第4篇・第1章・第3節・2)


 すべての人は理想を探し求めていくのです。本郷を探すために行くのです。それでは、その世界はどのような世界ですか。お互いに反目し、人が成功すれば嫉妬し、人が喜べば耐えられないと思う世界ではありません。一人が成功するのは、全体を代表して成功することであり、一人が喜ぶことは全体に代わって喜ぶことなので、一人がうれしく思えば全体がうれしく思い、一人が喜べば全体がそれにつれて喜ぶところが本郷です。
(同 第7篇・第1章・第4節・6)


 信仰生活は、天に侍って共に暮らす生活です。朝に日が昇り、お昼になり、夕方になって日が沈むのは変わりません。千年、万年変わらないのです。その軌道が狂うことになれば、すべてのものがずれていきます。愛の心、真の愛の道を訪ねていかなければなりません。真の生命、真の血統を受け継いだ人は、神様の眷属(けんぞく)になって、いつも神様と共に暮らすというのです。自然と共に喜びながら生き、自分が行き来する生活を喜んですることが、神様と共に暮らすことなのです。
(同 第8篇・第1章・第1節・16)