私の心の中にいる神様 109
好きなことをしたら塩の柱に?

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

好きなことをしたら塩の柱に?

(女性 40代)

 私が「自己牧会プログラム」に出合ったのは3年ほど前です。
 当時の私は子育てに行き詰まり、それを夫にもなかなか理解してもらえず、「自己破滅」の状態でした。

 その解決のために、「自己中心的な囚(とら)われを脱ぐ」ワークや「光を投げ放つ」ワークなどに取り組むようになりました。

 初めは目立った変化はなかったのですが、やめるとおかしくなることが分かるので、自身の「心の安定」のために続けていました。

 そのうち、少しずつですが囚われから解放されて、「自己破滅」のどん底からは抜け出すことができました。

 すると今度は、何かしらみ旨に貢献したいという思いが強くなっていきました。
 そこで、「み旨に貢献するために何をしたらいいですか」と良心に尋ねてみたところ、しきりに「絵を描きたい」という思いが湧いてきたのです。

 私はみ旨に献身的に歩むことを決めた時、進みたいと思っていた絵の道を天にささげました。
 ですから、その絵を再び始める日は来ないだろうと思っていました。
 また、「一度ささげたものだから、もし再び始めたら、塩の柱になってしまうのではないか」という恐れもあったのです。

 それでも、「絵を描きたい」という思いを抑えることができません。
 そこで良心に「塩の柱になりませんか?」と聞くと、「大丈夫、なりません」という答えを感じたのです。
 このように背中を押されて、私は恐る恐る絵を描くようになりました。

 まず、好きなことをやっていると心が安定することを、改めて発見しました。
 また、以前描いていた絵も光の絵が多かったのですが、「光を投げ放つ」ワークをしながら光の絵を描いていると、絵とワークが連動して、とても癒やされました。

 こうして生活が一変しました。
 今では、ほそぼそと描き溜めたもので展示会を開いたり、公募展に出品して入賞したり、という感じになってきています。

 私が喜んでやっている姿を見て、夫も子供も、「お母さんの絵、好きだな」と言ってくれたり、それぞれ好みの絵を言い合ったりと、家族の幸福な会話の一つになっています。

▲筆者が描いた光の絵

 誰しも自分で、「これはだめなんじゃないか」「これはこうでないといけないのではないか」とブレーキをかけている部分があると思います。
 でも実はそこにも神様の願いがあって、「やってもいいんだよ」という神様の声を感じるなら、それに従うと、新しい道が開けることを知りました。

 神様は、私が自ら閉じ込めてしまっていた私の本性を、ワークを通して解放してくださいました。本当の私に気付かせてくださり、心を安定させてくださって、私の人生を生きたものにしてくださいました。

 これからも、家族や周りを元気にする絵を描きながら、楽しくみ旨に貢献していきたいと思っています。

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 次回は、「お便り&コメント」シリーズ⑯「人と比較して落ち込んでしまいます」をお届けします。


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