ファミリーサポートコーチング講座

 「ファミリーサポート(FS)コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第50回「教えること」と「学ぶこと」について

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

 今回は、「教えること」と「学ぶこと」についてお伝えします。

【教えてあげてもうまくいかない!?】
 誰かに必要な知識などを教えてあげようとしても、なかなか受け止めてくれない場合があります。

 「私がこんなに一生懸命教えてあげようとしているのに、どうしてあなたは分からないの? あなたのためにしてあげているのに…」といった思いを時々聞くことがあります。

 このことを潜在意識から探ってみましょう。

 「教えてあげる」という気持ちの根底には、「あなたは分かっていない人、私は分かっている人」という潜在意識があります。無意識であったとしても、潜在意識は相手に伝わってしまいます。

 このような潜在意識を感じると、相手は心を閉ざすことがあります。どんなに価値ある情報・知識であったとしても、受け取ろうとしません。

【潜在意識がポイント】
 では、どのようにすれば相手は受け取ってくれるのでしょうか。
 そのためには、「私はあなたから学びます」という潜在意識を持つことがポイントです。

 たとえ相手が年下であったり、経験がなかったり、知識が少なかったりしたとしても、どんな人からも学ぶことはできます。

 「私はあなたからこんなことを学びました」ということを言葉に出しても、出さなくても、上記のような潜在意識で接すると、相手は私から学ぼうとしてくれます。

 相手が学ぼうとする姿勢が出てきてから、相手に必要であると思われる情報を提供していくと、相手は受け取ってくれます。
 このようにしていくと、有益な情報交換が可能になります。

【私は間違っていない?】
 「私は正しい」とか「私は間違っていない」というのは顕在意識ですが、その時、無意識で「あなたは間違っている」というメッセージが相手に伝わることがあります。

 相手は無意識に責められていると感じるので、いかに話の内容が有益でためになる事であっても、「受け取りたくない」という気持ちが無意識に生まれ、拒絶したくなります。

 相手を自分なりの善悪観念で判断するのではなく、相手の言動がどうであれ、「その人なりには間違っていない」とする姿勢で傾聴すれば、少なくとも反発的な姿勢は緩和されることでしょう。

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 次回は、FSコーチングのセッションを受けた80代女性の感想をお届けします。

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