シリーズ・「宗教」を読み解く 197
第118回「超宗教フォーラム」
「祈りは愛の実践である」

ナビゲーター:石丸 志信

 12月3日、IAPD-Japan(平和と開発のための宗教者協議会)は、「日韓友好の絆と韓半島平和統一の祈りⅡ」を主題に第118回「超宗教フォーラム」をオンラインで開催した。
 全国から宗教指導者、平和大使協議会関係者ら50人あまりが参加した。

 イスラーム代表の祈りで開会した後、前半は一般財団法人国際ハイウェイ財団の佐藤博文理事長より「神主義による南北平和統一~神の国とその義とを求めよ~」と題して講演を頂いた。

▲佐藤博文・一般財団法人国際ハイウェイ財団理事長(中央)

 講演の中で佐藤理事長は、国際ハイウェイ構想の先駆的モデルとしてのローマ街道の文明史的意義を語った上で、この構想の根幹に文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁の核心的な理念である「神主義」があることを明示した。

 後半では、私(石丸志信・世界平和宗教連合会長)が11月4日~7日に実施した「日韓トンネル現地視察・日韓友好の絆巡礼の旅」の報告を行った。

 続いて、参加者4人が感想を述べた。
 「現場でトンネルの完成を確信した」「今まで進まなかった要因に韓国に対する愛が足りなかったことがある」「このツアーで大きく自分が変えられた。文総裁の抱いた完成ビジョンから今を見直す観点を得た」など、加えておのおのの今後の決意も語った。

▲川上与志夫IAPD-Japan会長(中央)

 川上与志夫IAPD-Japan会長が全体の所感を述べ、「祈りは愛の実践である」と参加者を激励した。

 最後に、第10回ICUS(科学の統一に関する国際会議)における文総裁の基調講演と、セネガルでのワールド・サミット・アフリカ 2018 開会式における韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁の基調講演の一部を訓読した。