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『祝福家庭』87号(2017年 冬季号)
「中高生教育Q&A
〜修錬会後の家庭でのサポート〜

青年学生局成和学生部 部長・伊藤安昭(当時)

【Q】
 高校2年の娘をもつ母親です。娘は修錬会から帰ると、目が輝いていきいきとした表情をしていますが、1週間もたつと元に戻ってしまいます。
 修錬会で引き上げられた心霊基準を維持させ、さらに育んでいくには、どうしたらいいでしょうか。

【A】
●修錬会の恵みと課題
 事実、修錬会で引き上げられた心霊基準を帰宅後も維持していくのは、至難の業です。
 なぜなら、修錬会という環境は、先輩や同年代、後輩が兄弟姉妹として一緒にみ言を学び、さまざまなプログラムを体験できる、整えられたすばらしい空間だからです。

 子女の心霊基準の高まりは、環境の変化と、そこから受ける影響により引き上げられたものです。
 その環境が一時的なものであれば、高まった心霊基準を維持できないことのほうが、むしろ自然なのでしょう。

 大切なことは、修錬会後に、日常の環境を「どこまで変えていけるか」だと思います。

 もちろん、修錬会での経験は本心に刻み込まれ、その後の生活や人生に大きな影響を与えていくことは確かなのですが、この「日常の環境を変える取り組み」が実を結んでこそ、修錬会の成果になるのです。

●修錬会後の3つのポイント
 修錬会での成長を日常生活に結びつけていくための3つのポイントを紹介します。

生活の中で、真の父母様と対話しよう
 家庭、教会、学校など、生活のあらゆる場面で、「真の父母様と対話する生活」を始めるのです。

 家庭では真の父母様のお写真の前で、教会では礼拝堂のお写真の前で、学校では対話できる場所を自分で決め、それぞれの環境における自分の課題を見詰め、その改善に取り組んでいきましょう。

② 帰宅後3日以内に、机の周囲を整理整頓しよう
 家庭に帰ったら、「過去の習慣性」という“魔物”が待っています。その魔物は、成長した神の子を元の姿に戻そうと、常に目を光らせてチャンスをうかがっています。

 魔物に負けないために、3日以内に自分の勉強道具や机の周囲、生活用品を整理し、新しい取り組みに合わせた環境づくりをしましょう。

③ 修錬会で自分が体験したことを皆に伝えよう
 「神の子としての私の成長」は、自分だけの喜びではなく、天の父母様(神様)、真の父母様、親、兄弟姉妹など、私を愛してくれるみんなの喜びです。証し会などでは、感謝の気持ちを込め、修錬会での自分の体験を伝え共有しましょう。

 父母には、子女の変化や成長に目を向けて、子女の中から日常の生活を変えて成長しようとする気持ちを引き出し、サポートする役割を担っていただきたいと思います。

・親子で修錬会の「証し会」をする
 ご家庭で証し会を行ってみてください。
 修錬会から帰ってきた日の夕食の時間を、証しの場にしてもいいのです。おいしい手料理やデザート、または外食などで子女をもてなしながら、じっくりとお子さんたちの体験談に耳を傾けてください。

 その時に大切なのは、「共感」する姿勢です。
 「このように考えたらよいのでは?」など、子女の行動や感じたことに対して指導をすることは避け、「そうなんだね」「どうしてそう感じたの?」など、子女の気持ちに共感する態度をもって、受け止めてください。

・修錬会や礼拝の感想文を読む
 子女の感性や成長は、感想文に現れます。そのため、修錬会の感想文に目を通し、子女が修錬会で何を感じたのかをキャッチしてください。

 これらをファイリングしてまとめておき、半年後や1年後に本人が読み返すという方法も有効です。自分の変化や成長・課題を感じ、意欲をもって取り組む姿勢が養われます。

●個性と成長に合わせて対応
 修錬会を良い機会とし、その体験を共有して、親自身が子女の長所・短所に関心をもち、成長のための課題と向き合いながら、子女を激励し、また親としての成長に結びつけていただきたいと思います。

 思春期にある中高生は、親に自分のことを話すのが苦手だったり、親のほうもそんな子女との対話に躊躇(ちゅうちょ)したりする場合があるかもしれません。

 子女の成長を育むには、前述したように万物や環境の力も借りながら、家族で子女の体験を共有できるような取り組みがより効果的です。

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