(『祝福家庭』73号)
【第3祝福】「主管性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第3祝福】
「環境」に関するみ言(1)

 環境創造は、神様の天地創造のときだけにあったのではありません。復帰摂理の過程においてもあったのです。私は後代のための環境創造を一生懸命にしました。皆さんの父母はどうだったでしょうか。責任を果たしましたか。皆さんのための環境創造をしてくれましたか。二世の皆さんは、今統一家の中心に立っています。皆さんは、根をはっきりと知らなければならず、環境を創造しなければなりません。
 環境創造とは、簡単に言えば伝道です。伝道しなければならないというのです。その道だけが、皆さんが讒訴を受けない道であり方法です。
(天一国経典『天聖経』第12篇・第4章・第3節・27)


 家庭を見るとき、家屋が良く、その周囲の環境が良いといって、良いわけではありません。反対に、いくら環境が悪くて家がみすぼらしくても、それを安息所として、そこに自分の事情と生涯と生活のあらゆる基準を結びつけようとする家庭が、良い家庭なのです。そこには、父母と子女の間に、互いのために思いやる心情があります。これが追憶の本郷であり、あらゆる生活の動機になるので、私たちの生活で幸福を左右する基礎になります。
(同 第5篇・第1章・第1節・10)


 人にとって幸せな環境とは、どのようなものでしょうか。幸せな環境にある人とは、父母の愛を受けられる立場に立った人です。その次には、夫婦の愛を互いに授け受けできる立場に立った人です。その次には、子女を愛せる立場に立った人です。その次には兄弟の愛が分かる立場に立った人です。そのような内容が分かってこそ、国家と世界を発展させることができます。したがって、幸福の母体になることができるのは、完全な家庭の円満な父母と夫婦、そして子女を中心とした愛の基盤なのです。
(同 第5篇・第1章・第4節・6)