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青年よ行け、そして世界を救え
21世紀の青年運動への提言(11)

 36家庭の朴普熙(パク・ポーヒ)先生(1930~2019)による講演「青年よ行け、そして世界を救え」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。

(光言社・刊『青年よ行け、そして世界を救え』より)

五、神と再臨の救世主、共産主義から人類を解放

 皆様。
 今日、私は皆様に、今が終末であり、再臨の救世主が現れたという、驚くべきことを証言いたしました。では、これから私は、この世に現れた再臨の救世主は、人類救援のために、既にどのようなことを成し遂げてきたかを、証したいのでございます。

 私たちのこの20世紀において、世界平和を脅かした最も大きな事件は何だったでしょうか?

 それは言うまでもなく、共産主義宗主国ソ連の勃興でありました。1978年11月18日、フランスの有名な雑誌、「レ・フィガロ(Le Figaro)」誌は、この世に暴露されている共産主義の犠牲者だけでも、およそ1億5000万人を上回ると発表いたしました。日本の全人口以上の恐るべき数でございます。

 このように人類への最大の脅威である、そのソ連を、この歴史上、神と人類の最大の敵、共産主義宗主国ソ連を、最後に、核兵器一発も使う猶予を与えずに、見事にその終焉(しゅうえん)をもたらした方はいったいだれなのでしょうか。

 結論から言えば、それは言うまでもなく、神様であり、その神様が遣わされた再臨の救世主、文鮮明先生との共同作戦の結果でございました。
 救世主であられる、レバレンド・ムーンがなさった最も大きな業績は、神をこの地球から追い出そうとした共産主義から、そして人類滅亡の核戦争から人類を解放したことであります。

 そしてその奇跡を、最も近くで目撃したのはこの私であります。
 1971年12月18日、レバレンド・ムーンはアメリカに上陸されました。
 文先生は、既に1960年代から、共産主義は偽りの思想であり、神と人類の最後の敵であると宣言し、まず共産主義に思想的に打ち勝つ勝共思想を構築したのであります。

 アメリカに上陸されたレバレンド・ムーンは、全国にこの勝共思想を広めました。
 レバレンド・ムーンはアメリカ国民に訴えました。「アメリカよ神に帰れ!」と。「神の力をもって、共産主義から世界を救え!」と。

 3年半の短い間にレバレンド・ムーンは、眠るアメリカを目覚めさせました。
 その時、アメリカの容共主義者はレバレンド・ムーンが最大の敵であり、もはや、共産主義が思想的に勝てないということを悟りました。

 それで、迫害と弾圧が始まったのです。それも卑怯な手段でレバレンド・ムーンを、わなにはめようとしました。その一例が皆様が映画でご覧になった、フレーザー委員会の不正調査でありました。
 それができないと分かった容共主義者はレバレンド・ムーンを暗殺しようと計ったのです。

 ニューヨークでいつも説教なさる教会に爆弾の装置を仕掛けたり、日本赤軍の菊村派一党を派遣して、レバレンド・ムーンの暗殺を計りましたが、神が遣わされた救世主が神から守られることは当然のことでありました。

アメリカの大統領を選ぶ

▲ホワイトハウスの大統領執務室でニクソン大統領(左)と会見する文鮮明師

 1974年2月1日、文鮮明先生は、ホワイトハウスの大統領執務室でニクソン大統領に会い、彼をこんこんと説きました。ウォーター・ゲートという政治的破滅から自分を救い、ベトナム戦争を勝利に導き、東南アジアの1000万の流血を防ぐのがあなたの責任と語られました。私は、その歴史の証人でございます。私はその場で、それを通訳した者でございます。

 レバレンド・ムーンに固く約束したニクソン大統領は、残念ながらレバレンド・ムーンを失望させました。
 レバレンド・ムーンは悲愴(ひそう)な覚悟をなされ、神に次の大統領を願いました。啓示で与えられた、次の大統領の名前は、ロナルド・レーガン氏でありました。

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 次回は、「救世主の大統領づくり」をお届けします。