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統一原理127のポイント 125
イエスの再臨の時と場所を知り得るのか

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、「統一原理127のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第六章 再臨論

124 イエスの再臨の時と場所を知り得るのかを、聖句を用いて説明してください。(『原理講論』、559〜560ページ)

 マタイ福音書二四章三六節、「その日、その時は、だれも知らない。天の御使たちも、また子も知らない、ただ父だけが知っておられる」の聖句から、今まで知ろうとすること自体が無謀なことのように考えられてきました。しかしながら、マタイ福音書二四章三六節、「ただ父だけが知っておられる」と、アモス書三章七節、「まことに主なる神はそのしもべである預言者にその隠れた事を示さないでは、何事をもなされない」の聖句から、その日、その時を知っておられる神は、イエスの再臨に関するあらゆる秘密を、必ずある預言者に知らせてから摂理されるということが分かります。

 イエスは、「もし目をさましていないなら、わたしは盗人のように来るであろう」(黙示録三・三)と言われましたが、聖書には、「しかし兄弟たちよ。あなたがたは暗やみの中にいないのだから、その日が、盗人のようにあなたがたを不意に襲うことはないであろう」(テサロニケⅠ五・四)ともあります。初臨の際には暗闇の中にいた祭司長たちや律法学者たちに対しては、イエスは盗人のように来られましたが、光の中にいた洗礼ヨハネの家庭、東方の博士たち、シメオン、アンナ、羊飼いたちには、その事実を知らせてくださいました。したがって、イエスの再臨に際しても、光の中にいる全ての信徒たちを通じて、耳と目とをもっている人たちには、必ず見ることができ、聞くことができるように、啓示してくださることは明らかです。

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 次回(8月15日)は、「イエスはいつ再臨されるのか、原理的に三つの観点から説明してください」をお届けします。