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統一原理127のポイント 124
第三次世界大戦はなぜ不可避なのか説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、「統一原理127のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第五章 メシヤ再降臨準備時代

123 第三次世界大戦はなぜ不可避なのか説明してください。(『原理講論』、552〜553ページ)

 神は元来、人間始祖に世界を主管せよとの祝福を与えられました。しかし、サタンが先行して、この祝福を完成した型の非原理世界をつくったのです。神は復帰摂理によって、そのあとから天の側へ奪ってくる摂理をしてこられました。ゆえに、人類歴史の終末には、サタン側も、天の側も世界を主管するところまでいかなければならないので、民主と共産の二つの世界が両立するようになります。

 そして、この二つの世界の最終的な分立と統合のために世界大戦が起こるようになるのです。第一次、第二次大戦は、世界を民主と共産の二つの世界に分立するための闘いであり、この次には、二つの世界を統一するための戦いとして第三次世界大戦がなければならないのです。

 その戦いには、二つの道があります。第一は、武器でサタン側を屈服させて統一する道です。しかし、来たるべき理想世界は、全人類が共に喜ぶ世界でなければならないので、敵を武器で外的に屈服させるだけでは決して実現できません。ゆえに、再び内的にも屈服させて衷心から喜べるようにしなければなりません。そのためには、完全無欠な理念がなければならないのです。

 第二の道は、全面的に理念による内的な戦いで、直ちにサタン世界を屈服させて統一する道です。いずれの道を行くかは、人間の責任分担の遂行いかんにかかわる問題です。

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 次回(8月8日)は、「イエスの再臨の時と場所を知り得るのかを、聖句を用いて説明してください」をお届けします。