(『祝福家庭』72号)
【第1祝福】「個性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「感謝」に関するみ言(2)

 家庭を中心として幸福を歌い、自由と理想を歌い、世界を抱くことができるのです。それが理想世界であり、満たされた世界です。何一つ足りないものがありません。家庭を探し出して心情的にも物質的にも満足を享受して、感謝と栄光を天に返すのです。そのようにしてこそ、天国に入ることができます。
(天一国経典『天聖経』第5篇・第4章・第6節・27)


 宇宙は神秘的な世界です。神様がいたずらや遊び道具として造ったのではなく、愛する人のために精誠を込めて造ったとすれば、この世界がどれほど美しいでしょうか。この宇宙は父が「私」のために造ったのだという、この上ない感謝の気持ちをもたなければなりません。そのような思いをもって丘を散策し、草木と花を見つめ、鳥の鳴き声を聞いて鑑賞し、水が流れ、風の吹くすべてのものを見るとき、それがどれほど立派で素晴らしいかというのです。
(同 第6篇・第1章・第2節・11)


 愛する心をもって食べ物と向き合うとき、その食べられる食べ物は、「あなたの血と肉になり、力になって神様を愛することのできる元素として私が吸収される、この驚くべき事実に感謝します」と言いながら、早く口に入っていこうとするのです。
 牛の肉を食べても、「この牛肉は、子牛のときから母親が愛し、主人が愛で育ててここまで来た愛の結実なのだなあ」ということが分からなければなりません。愛の実を食べて生きるという概念を中心として愛し、神様の本質的愛と一致する立場で食べて感謝する人は、病気にもならないというのが理論的な結論です。
(同 第6篇・第3章・第3節・26)