https://www.kogensha.jp

松本雄司氏の
夫婦愛を育てる16のポイント 35
13 豊かな性生活③

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第15弾として、「夫婦愛を育てる16のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けします。
 『愛の知恵袋』でおなじみの松本雄司氏が『祝福家庭』誌に連載していた「夫婦愛を育てるために」の書籍版です。男と女の違いから夫婦の愛・夫婦生活に至るまで、ポイントを分かりやすく解説し、まとめています。

松本 雄司・著

(光言社・刊『夫婦愛を育てる16のポイント』より)

豊かな性生活

地上での愛の完成を
 私たちの肉身を中心とした地上の人生は、霊界での永遠の人生のための準備期間であることは、だれでも知っています。そのような観点から見るとき、夫婦の愛を完成せずしては、天国に行くことができません。その夫婦の愛情交流の究極の形が、愛の性生活であることを知るとき、私たちが考えている以上に、夫婦の性生活というものは、貴く重要なものであるということを感じます。たとえ現在、夫婦がどんなに難しい関係になっていたとしても、私たちは命のある限り、反省、研究、努力をして、何度でも出直し、やり直しをして、理想の夫婦愛と家庭の完成を目指していきたいものです。

◆ ◆ ◆

 天国生活はどこから始まるでしょうか。家庭からです。ほかの所から始まるものではありません。天国は家庭を立体的に拡大させただけであり、家庭圏を外れたものではないというのです。それゆえ、皆さんが自分の妻や夫を抱くときに、これは世界の男性と女性が一つになるのだという考えをもたなければなりません。このように世界人類を愛したという条件を立てることができる場が、まさにこの家庭です。(『祝福家庭と理想天国Ⅰ』一二八八頁)

《ポイント!》
一、夫はサインの前にまず愛を。
二、妻の断りは代案を示して。
三、夫婦で共に感動を極めよう。
四、天国生活は夫婦愛の完成から。

---

 次回は、「『鏡』としての相対者①」をお届けします。