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新・熱き祈祷のすすめ 14

 アプリで読む光言社書籍シリーズとして「新・熱き祈祷のすすめ」を毎週月曜日配信(予定)でお届けします。
 祈りの必要性や祈りの種類、実践方法をまとめた祈祷の手引書です。

松本 雄司・著

(光言社・刊『新・熱き祈祷のすすめ』より)

第四章 祈る内容

2 生活の中の祈り

 祈りというのは決まりきったものではなく、生活の中の至る所で、自由自在になされるものです。祈りの応用は無限なのです。

 祈りは台所の片隅でもできます。そこにも神がおられるのです。仕事を始めようとする時にも、祈りをもって始めることは大切です。

①職場の中で
 会社に勤めている人であれば、毎日職場に行きます。私たちは、み旨に関係したことをしている時にはやりがいを感じるのですが、どうも普通の仕事をする時には力が出ない、ということが往々にしてあります。確かに、ただ会社に行って仕事をするだけなら、それは単なる仕事にすぎません。しかし、5分でも早く会社に行って、掃除でもして、誰もいない所で一言お祈りするのです。屋上でも、どこでもかまいません。

 「神よ、これからきょう一日、6時までこの会社で仕事をさせていただきます。どうかあなたのみ意(こころ)にかない、あなたの栄光を証(あか)すことのできるよう仕事をさせてください。そして、あなたのみ意の方がいるならば、何とかその人を導くためのきっかけを与えてください」

 こういうお祈りをして一日を出発すると、もはやその会社での仕事はただの仕事ではなくなり、神がかかわりをもち始めます。神が関与なさるわけです。

②台所で
 主婦の立場であっても同じです。教会活動を終えて、5時に家に駆け込んできたとします。御主人が帰ってくる6時半までには、家の中の整理をし、買い物をして食事を準備しておかなければなりません。慌てて買い物に飛び出していくわけですが、しかしその前に、台所の片隅で、たとえ1分でもいいからお祈りをしていくのです。
 「天のお父様、限られた時間しかありませんが、私に主人や子供を愛する愛情を与えてください。そして主人や子供の喜ぶ食事を作らせてください」。

 そうしてスーパーに行くと、最初にパッと目に飛び込んだ物が掘り出し物だったり、準備した食事が「実はきょう、これが食べたかったんだ」と御主人から言われる物だったりします。これが「導かれる」ということなのです。

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 次回は、「生活の中の祈り~車を運転するときに・人と話し合う前に」をお届けします。


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