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統一原理127のポイント 112
統一王国時・キリスト王国時代における信仰基台の造成

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、「統一原理127のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第四章 摂理的同時性から見た復帰摂理時代と復帰摂理延長時代
111 統一王国時代とキリスト王国時代における信仰基台の造成に関して説明してください。(『原理講論』、473〜475ページ)

 統一王国時代において、「信仰基台」を復帰する中心人物は、預言者を通じて示される神のみ言(ことば)を実現していく役割をもった国王でした。サウル王が士師時代四〇〇年の上で彼の在位四十年を神のみ旨にかなうように立て、「四十日サタン分立基台」の上で、メシヤの形象体である神殿を建設し、それを信奉したならば「信仰基台」を立てることができたはずでした。

 しかし、彼は、預言者サムエルを通して与えられた神の命令に逆らったので、神殿を建設することができず、ダビデ王の四十年を経て、ソロモン王の四十年に至り、初めてその「信仰基台」が造成されて神殿を建設することができたのです。

 キリスト王国時代において、「信仰基台」を蕩減(とうげん)復帰する中心人物は、修道院と法王とのキリスト教理念を実現しなければならない国王でした。チャールズ大帝は、教区長制キリスト教会時代四〇〇年の「四十日サタン分立基台」の上で、キリストのみ言を信奉し、キリスト教理想を実現していったならば、「信仰基台」は造成されるようになっていました。

 事実、チャールズ大帝は、法王から祝福を受けて王位に上ることによって、この基台をつくったのです。

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 次回(5月16日)は、「メシヤ降臨準備時代とメシヤ再降臨準備時代を、比較対照して説明してください」をお届けします。