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幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 29
調度品を神様のものとして大切に

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。
 文鮮明先生の自叙伝『平和を愛する世界人として』、『愛天愛人愛国』などのみ言を引用しながら、日々の生活で幸福を引き寄せるための60のコツを、コンパクトに説明しています。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第二部 幸福を引き寄せる昼の生活
調度品を神様のものとして大切に

 家にある電化製品、家具、机などは誰のものですか? 自分が買ってきたので、自分のものですか? 自分のお金で買ってきた調度品は自分の所有物と思い込みやすいものです。

 冷蔵庫について考えてみましょう。冷蔵庫は電気がなければ、冷えません。では、電気は誰がつくったのでしょうか。発電所は電気を発生させているにすぎません。自然界に電気作用そのものがなければ、発生すらできないのです。人間は電気作用を発見し、応用しているのです。では、冷蔵庫の材料となっている鉱物は人間がつくったのでしょうか。自然界に存在している鉱物資源を発掘し、加工したにすぎません。

 では、中身はどうでしょう。スーパーで買ってきて入れただけです。野菜というものが存在しなければ、栽培すること自体ができません。野菜、果物、米、牛肉、豚肉、鶏の卵など、すべては神様が創造して存在しているのです。神様の創造物を、人間は知恵を使って栽培、育成、管理しているのです。だからこそ、すべての万物、家庭の調度品を神様の創造物として感謝して大切に管理しなければならないのです。

 文鮮明先生は言われています。

 「真の主人は、自分の物に対して、常に神様が共にいらっしゃると考える人です。それが自分のものであると同時に神様のものだというのです。創造主は神様なので、真の主人は神様であり、人間は代理主人です。管理人なのです。ですから、人間は、真の主人である神様からそれらを主管する権利を委譲され、生きているときにそれを管理し、逝くときはそれを神様に返してから逝くのです」(『愛天愛人愛国』119ページ)

◎ポイント
調度品の主人は神様であり、私は管理を任されている。

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 次回(4月20日)は、「人類を愛する心で水を飲む」をお届けします。


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