https://www.kogensha.jp

幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 30
人類を愛する心で水を飲む

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。
 文鮮明先生の自叙伝『平和を愛する世界人として』、『愛天愛人愛国』などのみ言を引用しながら、日々の生活で幸福を引き寄せるための60のコツを、コンパクトに説明しています。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第二部 幸福を引き寄せる昼の生活
人類を愛する心で水を飲む

 私たちの生活にとって水はとても大切な要素です。水は命の根源です。水がなければ自然万物は育ちません。水がなければ、体も顔も洗えません。ところが私たちは大切な水を流しっぱなしにすることがあります。

 歯を磨いて洗顔するとき、ひげをそるとき、水を流しっぱなしにする人がいます。私たちは生活の中でずいぶん、水を浪費しています。

 しかし、世界には、水一滴あれば、命の助かる子供がたくさんいるのです。アフリカのある村では水道施設がなく、数千人に一台の給水車しかありません。一滴の水が欲しくて、給水車からこぼれる水に口を開けて飲む子もいます。一日中、バケツを持って、給水車の水を家まで運んで往復する子供もいます。水がないために十分な治療が受けられずに死んでいく子供もいます。

 水道があっても、直接飲めず、煮沸しなければ飲めない地域もあります。日本のように水道がどこの家にもあって、蛇口を開けばそのまま飲める飲料水が出てくるのは、本当に恵まれた環境なのです。

 水道代を節約して最新式テレビを買おう、というのではありません。水が飲めずに苦しんでいる人々を支援してあげるために、節約をするのです。そのような憐憫(れんびん)の情を持つとき、私たちは人類家族の一員となり、神様から運勢をいただけるのです。

 「飲料水を飲むとき、『もう一度、改めて世界のことを考えてから飲まなければならない』、このように考えなければなりません」(『愛天愛人愛国』138ページ)

◎ポイント
世界人類のことを思って水を出しっぱなしにしない。

---

 次回(4月27日)は、「水を神様の愛として感謝する」をお届けします。


◆『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』を書籍でご覧になりたいかたはコチラ