真の父母様の歩まれた道 5
真のお父様の家系①
「おなかがすいている人を、絶対にそのまま帰してはいけない」

 『ムーンワールド』で連載してきました人気コーナー、真の父母様の歩まれた道「汗と涙の歴史」をBlessed Lifeでも配信!
 親しみのあるイラストと、小学生でも理解しやすく、分かりやすい文章で紹介します!

「おなかがすいている人を、絶対にそのまま帰してはいけない」

 真のお父様の家に代々伝わる伝統は、「おなかがすいている人を、絶対にそのまま帰してはいけない」ということでした。家にお客さんがたくさん集まってお祝いをしているような忙しい日でも、人が訪ねてくれば、絶対にそのまま帰さずに、食事を出しました。そのような家訓(代々その家に伝わる教えや戒め)があったのです。

 そのころ韓国は日本に支配されていたので、多くの韓国の人が満州(中国の東北部)に避難していきました。満州に行くときには皆、真のお父様の家があった定州の道を通っていったのです。それで、真のお父様のお母さんは、その避難していく人たちにご飯を食べさせてあげました。毎日、30人から40人の人たちが来ました。それだけ多くのご飯を作るのは大変な仕事ですが、お母さんは何年間も毎日毎日、そのようにして生活しながら、一言も不満を言いませんでした。そして、韓国中から来た多くの人々に、ご飯を食べさせてあげたのです。

 真のお父様の家には、牛や馬に引かせて穀物をひく臼がありました。冬、その臼が置かれた小屋に炭火を置くと、とても暖かかったので、いつもその部屋に居候(他人の家にただでいる人)がいました。真のお父様の家に行けばご飯をくれるので、食べ物のない人たちが集まってきたのです。真のお父様はそのような人たちと親しくなりました。人々にご飯を食べさせることは、真のお父様のおじいさんが先頭に立って行いました。食べ物のない人が来たとき、ご飯の準備ができていなければ、おじいさんは自分のご飯を食べさせたのです。自分は食べられなくなっても平気でした。

 真のお父様は、「韓国全土の人にご飯を食べさせた家門は、滅びません。韓国全体から歓迎される子孫が生まれるのです」と語られています。
 真のお父様と真のお母様も、世界中の人々にご飯を食べさせています。真のお父様は、自分がご飯を食べているとき食べていない人がいると、手が動かなくなってしまうそうです。

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 次回は、「真のお父様の家系②」をお届けします。