真の父母様の歩まれた道 4
幼少期の真のお父様②
日が沈むまで自然と触れ合う毎日

 『ムーンワールド』で連載してきました人気コーナー、真の父母様の歩まれた道「汗と涙の歴史」をBlessed Lifeでも配信!
 親しみのあるイラストと、小学生でも理解しやすく、分かりやすい文章で紹介します!

日が沈むまで自然と触れ合う毎日

 真のお父様は幼いとき、山を見ては、「あの山の名前は何だろう? あの山には、何があるんだろう?」と考えました。そして、その山には必ず行ったのです。村の、およそ20里(約8キロメートル、韓国の1里は日本の1里の10分の1)内外の山河に何があるか、行って全てを調べたといいます。それほど、活動範囲が広かったのです。

 山を見れば、「朝日に映えるあそこに何があるのだろう?」と思い、そこに行かなければ気が済みませんでした。山に行く途中に何があるか、山の向こう側に何があるか、全てを知りたかったのです。ですから、山に行って、触ってみなかった花や木がありません。目で見るだけでは物足りず、触ってみたり、匂いを嗅いでみたり、口に入れたりしてみました。その香りと食感はあまりに心地よくて、一日中草木の匂いを嗅いでいなさいと言われても、嫌ではありませんでした。

 真のお父様はそのように暮らしたので、故郷にある花を全て調べ、知らない花がありませんでした。草も全て採り、どれが毒草で、どれが薬草か、また、その構造はどうなっているかを熱心に研究しました。それゆえに、山菜の種類もみな知っていました。あるときはお姉さんと、またあるときは村のおばさんたちと山菜採りに行くのですが、いつも先頭に立って採りました。

 家の裏の小山の自然があまりに素晴らしかったので、毎日、日が沈むまで歩き回って自然と触れ合いました。太陽が沈んで薄暗くなっても、恐ろしいとは思いませんでした。疲れて小山で寝てしまうと、お父さんやお母さんが捜しにきて、夜12時になって家に帰ったことも多かったといいます。

 真のお父様は、故郷の豊かな自然、全ての動植物が教材となり、心が豊かに育ち、信仰的な情緒が育まれたと語られています。

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 次回は、「真のお父様の家系①」をお届けします。